管理人のイエイリです。
福井コンピュータドットコムは2016年4月、市販されている約100社、4500製品の住宅用建材や設備の3Dモデルを提供するサイト「3Dカタログ.com」を立ち上げました。(詳細は当ブログ2016年3月3日の記事を参照)
同社は2016年10月4日、この「3Dカタログ.com」のコンテンツを生かした専用の住宅プレゼンソフト「Roomo3D(ルーモ3D)」を発売しました。
住宅営業担当者やコーディネーターがCGパースを使った初期提案やリフォーム提案を、簡単に行えるようにしたソフトです。
その特徴はスピード感で、住宅1棟の3Dモデルを
ナ、ナ、ナ、ナント、
たったの数分で完成
させることができるのです。
スピードの秘密は、「3Dカタログ.com」と完全連携し、間取り図を入力すると同時に住宅の3Dモデルを作っていく仕組みにあります。
実売されている住宅設備や建材データを使用してい
るため、実現可能なデザインを高品質、高速なレンダリングで誰でも美しいCGパースが作れます。
そして使用建材を自動的にレイアウトしたプレゼンボードも作成できます。そのテンプレートも様々なものをそろえています。
水回りや外装のリフォーム提案の場合は、建物の3Dモデルを作らなくても、「3Dカタログ.com」のサンプルプラン上でシミュレーションし、そのままRoomo3D上にプランをダウンロードして提案することが可能です。
オプションの「営業見積オプション」を併用すれば、作成した3Dモデルから床や壁、天井などの数量を算出し、
自動的に見積書が作れる
ため、見込み客に対してデザインと価格を同時に提示し、検討してもらうことができます。
そして、作成したプランは「3Dカタログ.com」上で施主に提示でき、実売の建材データに基づいたカラーコーディネートや仕様検討を行ってもらうことも可能です。
気になる価格ですが、利用料は月額1万円(税別)です。オプションの「営業見積」は同3000円です。
まずは30日間の無料お試し期間で、教材動画を見ながら実際にプラン作成や「3Dカタログ.com」のコンテンツ利用を体験してから、契約することができます。
住宅営業の最前線では、既に1回の打ち合わせで何棟もの住宅の3Dモデルと見積書を作って、施主に提案するツワモノ営業マンが活躍していそうな気がする今日このごろです。