管理人のイエイリです。
キヤノンマーティングジャパングループのエーアンドエーが販売する3次元CADソフト「Vectorworks」は、直感的な操作性と高品質なデザイン機能で、デザインを重視する建築家やインテリアデザイナー、舞台設計者などに根強い人気があります。
2020年1月15日に、その最新版となる「Vectorworks 2020」シリーズが発売されますが、建築版の「Vectorworks Architect 2020」に“BIMっぽい”機能が充実しているのに驚きました
ナ、ナ、ナ、ナント、
Revitデータの書き出し
機能が搭載されたのです。(エーアンドエーのプレスリリースはこちら)
代表的なBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト「Revit」のデータを書き出す機能が搭載されたことにより、コラボレーション性が向上します。
さらに、BIMモデルの共通データ交換フォーマット「IFC形式」の読み書き機能に加えて、「参照機能」が追加されました。更新が多い設備モデルの最新状況を常にVectorworks上に表示できます。
このほか、
GISサービスと統合
する機能も新たに搭載されました。
正確な地形や地図、航空写真をVectorworksに取り込めるほか、「舗床ツール」の改善によって起伏のある周辺環境にフィットさせることもできます。
このほか属性情報の編集や表示方法の設定などが行える「データマネージャー機能」や、360動画でウォークスルーアニメーションを作る機能など、プレゼンテーション機能も進化しました。
今回の機能追加により、VectorworksがBIMソフトとしてもシェアを伸ばしていくのかが注目されますね。
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