管理人のイエイリです。
工事を行うとき、現場の場所や地番、用途地域など多くの項目を確認する必要があります。
これまでは建物の名前が入っている住宅地図や、「ブルーマップ」と呼ばれる法務局に備え付けの公図や都市計画情報、各市町村が定めた用途地域などの情報を書籍や官公庁のウェブサイトなどで個別に収集する必要がありました。
ゼンリンは、こうした建設業特有の業務を効率化できる「ZENRIN GISパッケージ 建設」を4月14日に発売しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
住宅地図、公図、用途地域
の3つの地図をオフィスにいながら活用できるのです。
住宅地図、ブルーマップ、用途地域の3種類のコンテンツが利用できる(資料:ゼンリン。以下同じ) |
建設業では建築確認申請など行政機関への申請書類や工事関係者への現場案内図、近隣住民に対する工事告知などに、現場周辺の地図が必要になります。
このパッケージでは、任意の範囲を指定して、広域図、市街図、住宅地図の3段階の地図が簡単に切り出せる「地図切り出し機能」を備えています。
また、住所や地番、建物名などがら目的の地点を検索できる機能や、地図上での距離や面積を計測できる機能もあります。
このサービスは建設業許可を受けた建設業者向けに、47都道府県単位で提供されるものです。契約は1年単位で、月額利用料は1都道府県・1ID当たり1万円(税別)です。
一般に地図を利用するときは、複製利用許諾などの手続きが必要になりますが、このパッケージを使うと行政機関への申請書類、現場案内図、近隣住民への工事告知の3つの目的に限り、
転載利用が許諾
されているので、面倒なく、スピーディーに作業ができます。
著作権関係がクリアになっているのは、地図を使う側も大いに安心できて、ありがたいですね。
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