管理人のイエイリです。
建設業界では、慢性的な人手不足や若手不足、そして働き方改革への対応など、課題が山積みです。
特に設計者や施工管理者の皆さんにとって重いのが、報告書や議事録、各種説明資料などの書類仕事ではないでしょうか。
最近はこうした業務に、生成AIを活用するニュースが目立っていますが「実際のところ、建設業ではどれくらい使われているのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。感覚ではなく、数字で見るとどうなのでしょうか。
その実態を明らかにするため、アンドパッド(本社:東京都千代田区)は、建設業に従事する2000人を対象に「建設業界におけるAI活用実態」という独自調査を行い、その結果を公表しました。
日常的または試験的にAIを利用していると回答した建設業従事者は、
ナ、ナ、ナ、ナント、
34.8%に達していた
ことが明らかになったのです。(アンドパッドのプレスリリースはこちら)
一方で、「利用予定はない」と回答した層も約47%存在しています。
つまり、建設業界は今、AI活用が進みつつある層と、まだ様子見の層に分かれ始めている段階にあるわけです。
この調査では、AIを利用する目的として特に多かったのは業務効率化や人手不足対策です。
具体的な利用シーンとしては、書類作成や文章作成、議事録の要約、情報整理などが中心です。施工管理や安全管理に関する業務支援でも活用されているとしています。
つまり、いきなり設計を全部AIに任せるという話ではなく、まずは文章や情報処理の部分から使われているのが実態です。
施工管理システムを手がける同社だからこその調査とも言えそうです。
今回の調査で興味深いのは、AIを利用している層と利用していない層で、
効果実感や意識に差
が見られる点です。
利用している層では、作業時間の削減や業務効率の向上を実感している割合が高く、利用していない層では「何に使えるのか分からない」といった声もあるようです。
古い話になりますが、30年前、大判スキャナーや大判プリンターをいち早く導入した企業が、それまで色鉛筆で行っていた図面の塗り分け業務を自動化し、生産性を大きく伸ばした時代がありました。
今は、設計提案書や報告書といった書類的業務で、同じような転換点に差しかかっているのかもしれません。 一方、スキャナーやプリンターの導入には多額の投資が必要でしたが、AIは初期投資がほとんどかからない点が大きな違いです。
今回の調査は、建設業界におけるAI活用の現在地を示す貴重なデータです。まだ間に合う段階だからこそ、小さな業務から試してみてはいかがでしょうか。その小さな一歩が、1年後には大きな差になっているかもしれませんよ。
この調査結果をまとめたホワイトペーパーは、同社のウェブサイトから無料でダウンロードできます。ご興味のある方はどうぞ。























