管理人のイエイリです。
住宅の営業や設計の現場では、「お客様の要望は分かっているけど、それをすぐに“形”にできない」という悩みがよくあります。
家族構成、敷地条件、生活スタイルと、聞くことは山ほどあるのに、初回の打ち合わせでは、どうしても抽象的な話になりがちです。限られた時間の中でお客様のイメージをつかみ、できれば「この家、いいですね」と言ってもらえるイメージだけでも見せたいですね。
ところが実際には、過去のプランを探したり、敷地条件を確認したりしているうちに、時間だけが過ぎ、もどかしさだけが残るという方も多いのではないでしょうか。
そんなお困りごとに応えて、大和ハウス工業と燈(本社:東京都文京区)は、「AIプランコンシェルジュ ver.2」というAIシステムを開発しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
2000以上の戸建住宅
プランの中から、お客様の条件に合うプランをAIが一気に探し出してくれるのです。(燈のプレスリリースはこちら)
特徴的なのは、言葉に表しにくい各部屋の配置や玄関・LDKなどの位置関係を、簡単な間取り図のようなイメージで画面に描くと、その条件を踏まえた検索が行えることです。
複数のスペースの並びを考慮した「家事動線」を意識したプラン検討にも使えそうですね。
もう一つ注目したいのが、「やっぱり和室がほしい」「将来仕切れる子ども部屋にしたい」といった
こだわり要望を反映
しながら再検索できる点です。
最初の提案で終わりではなく、お客様の要望を受けて、“間取りの壁打ち”をするように、何度でもAIが候補を探してくれます。
条件を追加するたびに、一から探し直す必要がなく、会話の流れを止めない点は、現場感覚に合っていますね。
「AIプランコンシェルジュ ver.2」は、派手な生成AIで間取りを自動生成するシステムではありませんが、過去の住宅プランという資産を活かし、敷地条件や要望に応じて探し出すという、住宅営業の地道なニーズに応えています。
この取り組みで開発された図面を探すためのノウハウは、住宅営業はもちろん、施工現場の仮設配置計画や工場のレイアウトなどにも水平展開できそうですね。





















