ノウハウを大公開!メガソフトが自社製3Dソフトで新オフィスを設計、移転
2013年1月31日

管理人のイエイリです。

メガソフトと言えば、「3Dマイホームデザイナー」という住宅の3Dモデリングソフトで有名です。

同社はその姉妹製品として「3Dオフィスデザイナー」を発売しており、オフィスのレイアウトなどを3Dで計画することができます。

こうしたソフトの使い勝手を検証する時は、ユーザーさんにお願いして、ソフトを使った感想などをヒアリングすることが一般的です。

ところが、メガソフトさんの場合は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

自社の引っ越し

 

に3Dオフィスデザイナーを使い、新オフィスのレイアウトから内装設計、そして引っ越しを実施したのです。そして、その過程を自社サイトの「オフィス製作会議」というコーナーで大公開し始めました。

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「オフィス製作会議」コーナー

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リフレッシュスペースの3Dパース(左)と実際(右)

同社は昨年12月に本社を移転しました。その時、社員自らが自社製品を使いながら新しいオフィスの内装やレイアウトを考え、どのくらいの期間で何を準備するのかを検討しながら、新しいオフィスをデザインしていきました。

その過程では「引っ越しとは何か」といった根本的な問題を考えたり、最新のレイアウト理論や情報機器の選定方法などをリアルに検討しました。

1月30日現在、「引っ越しをする理由」と「オフィス引っ越し委員会結成」がブログ形式で掲載されており、今後、コンセプトやオフィスのゾーニング、レイアウト、内装デザイン、そして工事を経て引っ越し完了までの経緯が今年3月まで順次、更新されていく予定です。

すでに計画時の3Dモデルと引っ越し後の実写写真も数点、掲載されていますが、それぞれ計画したままのイメージが実現していることが分かります。

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執務スペースの3Dパース(左)と実際(右)

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 ガラス間仕切りの3Dパース(左)と実際(右)
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 エントランスの3Dパース(左)と実際(右)

一般のオフィスづくりは引っ越し会社やオフィス家具メーカーなどに任せるケースが多いですが、メガソフトは

 

自らがモデルケース

 

となって、働く人が中心となったオフィス作りを実践したわけです。

記事は、オフィスの引っ越しで活躍した社員の皆さんが書いていますので、臨場感満点です。続きが楽しみですね。

こうした生きた実例があると、3Dオフィスデザイナーなどを使って、生産性の高いオフィス計画や引っ越しを実践する企業も増えてきそうですね。

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