補助金額も即表示!Googleマップで太陽光発電の損得をシミュレーション
2013年2月1日

管理人のイエイリです。

自宅に太陽光発電パネルを取り付けたいと思ったとき、まずはどのくらいのコストパフォーマンスがあるのかを知りたいですね。

しかし、メーカーなどに見積もりを依頼すると、後々、面倒くさそうなので先延ばしにしている人も多いのではないでしょうか。

そんな人にお勧めなのが、ミサワホームが今日(2/1)開設した「太陽光発電システム設置診断サイト」です。

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ミサワホームが今日、開設した太陽光発電システム設置診断サイト(資料:ミサワホーム。以下同じ)

自宅の屋根に太陽光発電パネルを取り付けた場合、得なのか損なのかを、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

わずか1~2分で診断

 

し、1枚のレポートにまとめてくれるスグレモノなのです。

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シミュレーション結果の表示例

使い方はまず、画面上で自宅の住所を入力し、GoogleマップまたはBingマップで自宅の位置を指定します。次に屋根のタイプを選び、現在の電気代などを入力します。

すると次の画面に移りますので、太陽光発電パネルを設置する屋根の輪郭や傾斜方向をマウスで指示し、診断ボタンを押すだけです。

簡単に使えそうなので、早速、私の事務所があるビルを題材に診断してみました。

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まず自宅の住所を入力し、航空写真上に自宅を表示させる。そして屋根のタイプや月額電気代、太陽光パネルメーカーを選択する

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航空写真上で太陽光発電パネルを取り付ける屋根面の形や傾斜方向を設定し、「診断に進む」ボタンをクリック
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すると診断レポートがすぐに出力される。わが事務所の屋根は小さすぎて太陽光発電には向いていないようだった

診断レポートは大変よくできています。太陽光発電の容量や予想発電量、重量といった基本的なデータから、年間のCO2排出抑制量、月平均と年間の太陽光発電による家計貢献金額のほか、

 

設置補助金の内訳

 

まで表示されるのです。

ミサワホームは3月31まで、このサイトから見積もりを依頼したユーザーに対し、先着100人に1000円分のQUOカードをプレゼントするキャンペーンを行っています。

このシステムは、メーカー側からすると潜在顧客の屋根の大きさやタイプ、場所、現在の電気代などの情報が分かるので、マーケティングの基礎資料としても大いに役立ちそうです。

また、航空写真を使って装置などを設置する範囲をサイト上で入力する方法は、様々な概算見積もりに応用できそうです。屋上緑化やグラウンド緑化、駐車場の舗装、農地の排水システムなど、建築・土木分野には無限の応用性がありそうですね。

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