運行状況から空きロッカーまで!列車情報を細かく提供するJR東日本アプリ
2014年3月5日

管理人のイエイリです。

大事な会議やイベントなどがある日の朝、列車に遅れがないかが気になります。しかし、一般の乗り換えソフトでは、自分が利用する路線の画面までたどり着くのに時間がかかりますね。

そこでJR東日本は、日ごろ利用している駅や路線を登録し、一目で運行状況などがわかるスマートフォン用の無料アプリを開発。3月10日にサービスを開始することになりました。

その名はズバリ、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

JR東日本アプリ

 

というもので、「列車まわり、ぜーんぶおまかせ。」というコンセプトで開発されたのです。

3月10日にサービスが開始される「JR東日本アプリ」のトップページ(資料:JR東日本。以下同じ)

3月10日にサービスが開始される「JR東日本アプリ」のトップページ(資料:JR東日本。以下同じ)

よく利用する路線は「My路線」として登録しておくと、アプリのトップページで遅れや運転見合わせなどの情報が一目でわかります。

また、よく利用する駅を「My駅」として登録しておくと、その駅に関する様々な情報を検索できます。My路線、My駅とも10個ずつ登録できます。

首都圏の情報は特にきめ細かく提供されます。主要駅の改札口にある「異常時案内用ディスプレー」と同じ情報を使って路線図方式で各路線の運行情報をスマホ上に表示します。

京浜東北線についてはリアルタイムな列車の位置情報が見られます。

列車の運行状況(左)。京浜東北線の電車は、リアルタイムに位置が見られる(右)

列車の運行状況(左)。京浜東北線の電車は、リアルタイムに位置が見られる(右)

山手線については、走行中の電車情報も提供されます。乗っている電車の各車両の混雑度や社内温度のほか、乗っている車両に合わせた階段の位置やバリアフリー設備の位置もわかります。

山手線は車内の混雑度や温度の情報(左)や、各車両と階段の位置(右)などもわかる(右)

山手線は車内の混雑度や温度の情報(左)や、各車両と階段の位置(右)などもわかる(右)

列車を降りてからも便利さは続きます。同社の約1700駅の構内図や緑の窓口の有無・営業時間、コインロッカーの有無などの駅に関する情報が見られるうえ、東京駅に至っては、

 

空きコインロッカーの位置

 

までわかるようになっているのです(Wi-Fi使用時のみ)。

全国約1700駅の構内図(左)が見られる。東京駅は空いているコインロッカーの位置(右)さえもわかる

全国約1700駅の構内図(左)が見られる。東京駅は空いているコインロッカーの位置(右)さえもわかる

東京駅にはあちこちにコインロッカーがありますが、連休などの時は空いているコインロッカーを探すのに20~30分もかかったことがあります。
こうした情報提供により、目立たない場所にあるロッカーも便利に使えて、稼働率も高まりそうです。
こうしたアプリを作ると、あまり使われていない施設を「見える化」することになり、利用率を高める効果もありそうです。いろいろな施設で参考になりそうですね。

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