管理人のイエイリです。
大林組とMetaMoJiは、話現場で発生する様々な出来事やデータを、紙の代わりにiPadで記録する電子野帳アプリ「eYACHO」を共同開発しました。
出面(でづら)管理の表や数量表などの「定型的な情報」と、メモ書きやイラストなどの「自由な情報」を両立して記録できるようにすることにこだわったアプリです。
日本でも今年8月に発売されたばかりのこのアプリですが、このほど、
ナ、ナ、ナ、ナント、
英語版が堂々完成
し、10月6日に発売されたのです。
そのお披露目の場となったのは、10月6日~11日に英国で開催中の建設業見本市「UK Construction Week 2015」(主催:Media 10)です。
この見本市は、毎年開催されている世界最大級の建設業界向け展示会イベントで、「建築」、「エネルギー」など分野別に9つの展示会が開催されます。約5万5,000人が来場し、700社を超える企業が出展しています
MetaMoJiは、大林組のノウハウを生かして開発した「eYACHO」をベースに、海外現場の実情に合わせて業務フォームを拡張し、英語版の「YACHO」を開発しました。
そして海外の
建設現場やメンテナンス
業務での活用を提案していく方針です。
日本初の建設現場用アプリが、海外でどのように評価されるのか、楽しみですね。
最近、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)のソフトなどで、日本の建設業界のノウハウを盛り込む動きが出ています。理由は世界一細かいと言われる日本の仕様に合わせておけば、世界中、どこでも通用するからというものです。
日本の建設現場ニーズを盛り込んだ「eYACHO」をベースした英語版の「YACHO」が海外市場でどれだけ通用するのかに、期待したいです。