管理人のイエイリです。
最近はWi-Fiを設置し、クラウドでの施工管理が行いやすくなった現場も増えてきているのではないでしょうか。
図面や書類を見たり、写真を送ったりするのには、やはり画面が大きいタブレットが便利ですね。
しかし、建設業で使うためには、IT機器にとって大敵な水やほこり、衝撃から守る丈夫もカバーがほしいところです。
モバイル機器の世界的メーカー、Galaxyは、建設現場のユーザーが手軽に使える業務用のAndroidタブレット「Galaxy Tab Active4 Pro」を発売しました。
まずは、過酷な現場環境に耐える防水・防じん性能ですが、粉じんが入らず、水没しても内部に浸水しない最高ランクの「IP68」となっています。同規格のスタイラスペンも付属しています。
耐衝撃性については、
ナ、ナ、ナ、ナント、
米国国防総省
の調達基準である「MIL-STD-810H」に準拠しているのです。(Galaxyのプレスリリースはこちら)
この基準にパスしているということは、米国防省のデバイス耐久テストで、振動や衝撃、落下など21項目をパスし、耐久性のある製品と認定されたということです。
ディスプレーは約10.1インチで、端末のサイズは約170.2mm×約242.9mm×約10.2mm。カバー装着時の重さは約832gです。
バッテリー容量は7600mAhと大きく、着脱式です。外部電源があるところでは、バッテリーを取り外して使うこともできます。
また、キーボードや外部モニターなどを接続して、パソコンのように操作できる「Dex機能」も付いているので、ちょっとまとまった文章を書いたりするときには効率的です。
現場では、どうしても手袋をはめたまま使いたい時があります。そんな場合は画面タッチ感度を調整すれば、手袋をしたまま操作できます。
このほかセキュリティー面では、顔認証や指紋認証によって起動を制限するほか、Galaxyが独自開発した高度なセキュリティープラットフォーム「Knox(ノックス)」によってデータを守ります。
現場で使うと、写真などのデータも増えてきますが、本体のメモリーは4GB、ストレージは64GBあり、別売りのMicroSDカードを使うとさらに1TBのデータ保存が行えます。
気になるお値段ですが、量販店では
税込みで10万円台
で販売されているところが多いようです。
ただ、日本版の製品は携帯回線のSIMカードに対応しておらず、Wi-Fiのみの対応となっています。海外版の製品はSIMが使えるみたいですが、日本版も携帯回線が使えるとありがたいですね。