管理人のイエイリです。
丸藤シートパイル(本社:東京都中央区)といえば、大規模な地下工事で使用する土留めや仮桟橋といった重仮設材や各種杭打ち機のリースや施工を得意とする企業として知られています。
同社はこのほど、DX(デジタル・トランスフォーメーション)戦略の先駆けとして、「M-craft」という設計システムを開発し、2024年4月15日に運用を開始しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
重仮設材用のBIM
システムなのです。(丸藤シートパイルのプレスリリースはこちら)
このシステムはBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト「Revit2022」のアドオンプログラムとして動作するものです。
杭打ち機やクレーン、土留め部材などのファミリデータがそろっているほか、細かい水平継ぎ部材を一括配置する機能を備えているため、重仮設構造物の図面を効率的に作成できます。
それだけではありません。このシステムには、同社がこれまで積み重ねてきた技術が凝縮されているため、設計者の経験にかかわらず、誰でも
“及第点レベル”
のモデル作成ができるのです。
このシステムを使うことで、業務効率が高まるだけでなく、重仮設の設計や施工などの技術伝承にも役立ちそうですね。
(Visited 1 times, 1 visits today)