管理人のイエイリです。
建築家やインテリアデザイナーなどの経験を積んでくると、“自分テイスト”なデザインの方向性が決まってきて、顧客からもそれを求められるケースが増えてくることもあるでしょう。
例えば、「先生のテイストを生かしてモダンな美術館をデザインしてほしい」「モノトーンで住宅インテリアを作ってほしい」といった注文です。
そんな時、あっという間に自分テイストなデザイン案をいくつも作ってくれるのが、mign(本社:東京都荒川区)が開発した「stylus」というシステムです。
自分や自社のテイストを生かしたデザイン画像を、
ナ、ナ、ナ、ナント、
生成AIが自動作成
してくれるのです。(mignのプレスリリースはこちら)
このシステムは、自分または自社らしい過去の作品画像を20枚以上、読み込ませて、そのデザインの特徴を踏まえた画像を自動生成するものです。
例えば上記の住宅デザインは有名建築家、ザハ・ハディドの作品をもとに、stylusが自動生成したものです。
その手順はザハ・ハディドの作品画像(著作権フリー)を31枚、stylusにアップして学習させた後、「モノトーンの住宅インテリア」というプロンプトを入力するだけです。
一度、作品を学習させた後は、プロンプトを変えるだけでニーズに合ったデザイン案を手軽に作り、画像をダウンロードすることも可能です。
例えば、プロンプトを
「モダンな美術館」
に変えると下記のようなデザイン画像などが作られるのです。
stylusは現在、ベータ版としてリリースされており、クレジットカードまたは銀行振り込みで月額料金を払うと使えます。
気になるお値段ですが、1カ月当たりに作成できる画像数と、ファインチューニング数(=テイストを生かした画像生成モデルの数)によって変わります。最も安い月額75ドルだと1カ月当たり300画像/3ファインチューニングです。
また2週間以内に解約すると返金されるので、トライアルも行えます。(stylusの利用はこちらから)
建築の意匠設計やインテリアデザインの生産性向上を実現したい方は、一度、試してみてはいかがでしょうか。