管理人のイエイリです。
仮設機材のレンタル事業を手がける杉孝(本社:横浜市神奈川区)は、2017年にBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を導入し、足場の設計・施工の効率化で様々な実績を上げてきました。
例えば、組み立て開始後に躯体などとの干渉を避けるための「現場合わせ」による設計変更や、それに伴う足場材の数量算出を、BIMでスピーディーかつ手戻りなく行うなどです。
同社は自社で培ったノウハウを、ユーザー企業の建設現場で活用してもらうため、2022年から、
ナ、ナ、ナ、ナント、
足場BIMのサポート
サービスを行っているのです。(杉孝のプレスリリースはこちら)
同社のサポートサービスの特徴は、足場のBIMモデルをユーザー企業に納品するだけでなく、すべての現場に「BIMサポーター」という専任スタッフを派遣し、現場でのBIM活用を支援することにあります。
ユーザー企業にヒアリングした内容をもとにBIMモデルを作成した後、施工前にBIMサポーターとユーザー企業、とび職人が集まって「足場施工BIM検討会」を開催し、足場の組み方のイメージを確認・共有します。
その際に、詳細部分の組み方を事前に検討したり、作業を行うとび職人の意見を取り入れることができるので、最適な足場計画を「フロントローディング」で実現できます。
この検討会で解決できる一つの例が、長年の課題だった「現場合わせ」の手間です。
例えば足場の柱部分と既設の配管などが干渉している場合は、スパン長の異なる足場材に組み替えて干渉部分を回避する必要があります。
その際に、予定していた足場材の過不足が生じると、現場での作業がストップしたり、足場材の再搬入などの手戻りにつながっていました。
この設計変更にBIMを使うことで、足場材の自動数量算出が可能になり、数え間違いが減るほか、1回あたりの作業時間も
平均で70%も減少
するのです。
足場材の重量も即時に計算されるので、納品車両の選択や積載の効率化にも役立ちます。
さらに、この数量を杉孝のWeb発注システム「COLA」に入力することで、発注の手間と時間も削減できます。
この足場BIMサポートサービスの年間対応件数は、2023年から毎年、1.3~1.5倍のペースで増加しているとのことです。
この杉孝の取り組みは、2025年7月17日~8月16日の間、オンデマンド配信される「BIM-PLUS.1 Summit 2025」(主催:PLUS.1)の「BIM Case Study」の中で「足場専門会社のBIMを中心とした『協創』取り組みについて」と題して動画配信されます。お盆休みなどに“足場BIM”によるDXの最新情報を学んでみてはいかがでしょうか。
【訂正とお詫び】
初出で杉孝が「BIM-PLUS.1 Summit 2025」の主催者として記しておりましたが、正しくはPLUS.1(本社:東京都千代田区)の主催でした。また杉孝はPLUS.1のユーザー企業として登場します。以上、訂正し、お詫び申し上げます。




















