レールや台車も足場材! タカミヤが足場運搬ロボット「TLEVER」のレンタル開始
2025年8月5日

管理人のイエイリです。

建設現場で行う足場材などの運搬作業は、いまだに作業員の手運びが主流です。

特に橋桁の下に設けられる吊り足場などは、天井までの高さが低いため、身をかがめながらの運搬は過酷な作業でした。

吊り足場上での足場運搬作業のイメージ。天井が低いところでの運搬は大変だ(以下の資料、写真:タカミヤ)

吊り足場上での足場運搬作業のイメージ。天井が低いところでの運搬は大変だ(以下の資料、写真:タカミヤ)

こうした過酷な運搬作業を楽にしようと、仮設機材のレンタルや施工を手がけるタカミヤ(本社:大阪市北区)は建ロボテック(本社:香川県木田郡)と、パイプレール運搬ロボット「TLEVER(トレバー)」を共同開発し、2025年7月からレンタルを開始しました。

吊り足場上で足場材を運搬するロボット「TLEVER」

吊り足場上で足場材を運搬するロボット「TLEVER」

その最大の特徴は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

レールや台車も足場材

が「単管パイプ」でできていることなのです。(タカミヤのプレスリリースはこちら

2台のロボットの間に連結された台車やレールは単管パイプでできていた

2台のロボットの間に連結された台車やレールは単管パイプでできていた

パイプレール運搬ロボット「TLEVER」の概要図

パイプレール運搬ロボット「TLEVER」の概要図

ロボットは1台28kgと軽いため、人力で容易に設置できる一方、最大500kgの資材を一度に運搬できます。

運搬スピードは1.3km/hで、5%の勾配まで登坂可能です。動力源にはリン酸鉄リチウムバッテリーを使用しており、6~7時間の充電で8時間動きます。

本体には人との接触を検知する人感センサーや誤作動を防止するバンパーセンサー、脱線を検知するレールセンサーと3つのセンサーが搭載され、3重の安全対策が施されています。

レールは小径のパイプをジョイントとしてつなぎ、必要なだけ延ばすことができる

レールは小径のパイプをジョイントとしてつなぎ、必要なだけ延ばすことができる

ロボットは1台28kgなので人力でも簡単に持ち上げられる

ロボットは1台28kgなので人力でも簡単に持ち上げられる

本体に装備された3重のセンサー

本体に装備された3重のセンサー

タカミヤが行った実証実験では、このロボット1セットの運搬能力は

作業員10人分に匹敵

し、運搬工数は3分の1に削減されます。

同社によると足場作業では、工数の約70%が運搬に費やされているので、ロボットの導入効果は大きそうですね。

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