管理人のイエイリです。
建設現場でコンクリートを打設する際、いつも悩ましいのが何立米発注するかです。
少しでも量が不足すると大変なので、現場では多めに発注するのが普通です。しかし、余ったコンクリートは「残コン」「戻りコン」として廃棄するため、コストアップにつながり、環境負荷の観点からも望ましくありません。
そのため、現場担当者は常に「不足」と「余剰」の間で、悩まされています。
こうした“現場担当者のジレンマ”を解決しようと、NTTドコモソリューションズ(東京都港区)と奥村組は画期的なシステムを開発しました。
コンクリートをこれから打設する現場をカメラで撮影するだけで、
ナ、ナ、ナ、ナント、
AIが未打設部分を自動判定
し、必要なコンクリート量を瞬時に算出してくれるのです。(NTTドコモソリューションズのプレスリリースはこちら)
専用アプリを起動して施工中の床やスラブを撮影すると画像認識AI(人工知能)が、画像から未打設部分の面積や体積を抽出し、発注に必要な数量を表示してくれます。
従来のように目測による“KKD”(経験・勘・度胸)に頼る必要がなくなり、現場で誰もが簡単にコンクリの必要量が分かるのです。
しかし、施工中の現場には、型枠や鉄筋のほか、作業員や機材などのノイズが写り込むのが当たり前です。通常であれば、これらが画像解析の妨げとなり、正確な数量計算を妨げる要因になります。
そこで両社は、縦20m×横10m×厚さ0.2mの未打設部分を対象に、機材や人が写り込んでいる場合と写り込んでいない場合に分けて、精度を検証しました
その結果、どちらの場合も、
計測誤差は2.5%以内
に収まることが明らかになりました。
このAIは人物や機材を自動的に除外して解析する機能を持っているためです。
このサービスはNTTドコモソリューションズの「ゼネコンコラボ」の一環として開発が進められており、2025年度中に提供開始予定です。
コンクリ発注時のジレンマは、多くの建設現場で共通の悩みなので、これが他社にも使えるようになると、現場担当者の余計なストレスがなくなり、余力を生産性向上や





















