管理人のイエイリです。
工事の見積もりや原価管理で、担当者の頭を悩ませるのが「残土処理費」の計算です。
発生した土の体積のほか、土質によってかさが増える「ほぐし土量」や、締め固めた状態での「締め固め土量」への換算、地域ごとに異なる運搬費や処理単価の調査のほか、残土を売却するのか、産廃処理場に持ち込むのかで、工事原価は大きく変わってしまいます。
こうした条件を一つひとつ調べて電卓をたたく作業は、現場の担当者にとって地味に時間と労力のかかる負担になっていました。
このお困りごとを解決しようと、東海エアサービス(本社:愛知県名古屋市)は、「土量コスト計算機」というツールをWeb上で無料公開しました。
最小限の数量や単価を30秒で入力するだけで、
ナ、ナ、ナ、ナント、
残土処理費を即座に計算
してくれるのです。(東海エアサービスのプレスリリースはこちら)
地山/ほぐし/締固めの土量換算のほか、トラックの必要台数などは自動計算し、すぐに運搬費などを算出してくれるので、これまで表計算ソフトを駆使していた業務をWeb上でワンクリックで行えます。
試しにイエイリも無料登録を行って、“建設ITワールド本社ビル工事”(妄想です)の残土1500m3の処理費を計算してみました。
するとダンプ1台に9m3積んだとして、合計209台が必要で運搬費は250万8000円と出ました。
さらにありがたいのは、通常の運搬費だけでなく、
残土の売却収入を加味
したパターンや、産廃として処分した場合のコストまで計算できることです。
これによって、現場担当者は工事原価を複数シナリオで検討し、最適な処理方法を迅速に選択できます。
先の例で、残土を売却した場合はその収入分が減るので157万500円と100万円近く安くなり、逆に産廃処理した場合は1000万8000円と大幅に高くなることがすぐにわかりました。
このアプリはパソコンやスマートフォン、タブレットのすべてで使えるので、現場事務所のほか作業現場でもスピーディーに残土処理コストを把握できます。
その結果は、CSVやExcel形式でダウンロードでき、見積書や報告書などにも使えるので便利です。
もちろん、土量コスト計算機の結果はシミュレーションですので、東海エアサービスに実作業の見積もりを取りたい場合は「実測依頼フォームを開く」のボタンをクリックすればOKです。
建設現場担当者にとって、地味に労力がかかってきた業務を、オートメーション化してくれそうなツールですね。























