管理人のイエイリです。
建設業では、修正事項を朱書きした図面や、配布資料にある図など、紙図面をデジタルで保存しておきたいシーンが数々あります。
そんなとき、手っ取り早いのが、スマートフォンのカメラ機能で撮影する方法です。しかし、得られた画像は明るさが不均一になったり、ひずんだりしてと画質の点ではイマイチですね。
サンワサプライは、紙の資料をその場で高画質に保存できるワイヤレスハンディースキャナー「400-SCN017BK」を発売しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
Wi-Fiでスマホと直結
して、画像をスマホに保存できるのです。
専用無料アプリ「DirectScan」を使うとスキャン中も、スキャナーに取り込まれつつある画像の途中経過をリアルタイムで確認できるので、スキャナーが滑ってねじれたり、ひずんだりした場合もすぐに気がつき、やり直せます。
また、スマホを使わなくても本体のmicroSDカードに画像を保存することができます。会議中に図面や資料などを広げながら、課題のある場所を次々と画像化していくツールとして便利に使えそうですね。
大きさは長さ256mm×幅26.2mm×高さ31.5mmで、重量は約159g(乾電池を除く)です。解像度は900/600/300 dpiに対応していますが、スマホ接続時は600または300
dpiとなります。電源は単四アルカリ乾電池4本です。
もちろん、パソコンのUSB端子とケーブルで接続することもでき、パソコンで作成中のWordやExcel、PowerPointなどの文書に
スキャンと同時に張り付け
することが可能です。
これまでは、画像をスキャンして、パソコンに保存して、また開いて、張り付けるという手間がかかっていましたが、直接張り付けられると工程が大幅に削減できそうですね。
文章を保存したいときは、専用ソフト「Magic Scan」を使うと、OCR(光学式文字読み取り機能)で画像からテキスト化することもできます。
気になるお値段は1万1852円(税抜き)です。1本もっていれば、現場や会議で気軽に紙資料をデータ化できそうですね。