マチュピチュを仮想散歩!VRと連動した「都市と建築のブログ」
2012年1月10日

管理人のイエイリです。

バーチャルリアリティー(VR)ソフトを開発・販売するフォーラムエイトは、WEBブラウザーとインターネット回線がつながったパソコンがあれば、本格的なVRが使えるようにクラウドコンピューティングサービス「VR-CLOUD」を提供しています。

また、同社では隔月で会報誌「Up&Coming」を発行しており、大阪大学大学院准教授の福田知弘先生は「都市と建築のブログ」というコーナーを連載しています。同じ記事がフォーラムエイトのウェブサイトでも同時更新されています。

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大阪大学大学院准教授の福田知弘先生(写真:家入龍太)

昨年9月から、VR-CLOUDと「都市と建築のブログ」のコラボ企画が始まっているのをご存じでしようか。

ブログで取り上げた都市や建築物を、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

VRでモデル化

 

し、VR-CLOUDでウオークスルー体験ができるようになっているのです。

例えば、今年1月1日発行の号ではインカ帝国時代に栄えたペルーのマチュピチュが取り上げられています。

記事では3ページにわたって福田先生が現地を視察したレポートが紹介されており、その最後にVR-CLOUDへのリンクがあります。そこにアクセスすると、VRでマチュピチュの街に飛んでいけるのです。

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「都市と建築のブログ」のウェブサイト版(資料:フォーラムエイト。以下、同じ)

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VR-CLOUDのコーナー。マチュピチュのVRモデルにここからアクセスできる
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メニュー画面。好きなところに飛んでいったり、歩行やドライブなどを選んだりできる
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マチュピチュの街をウオークスルーしたところ

VR-CLOUDを使うためには、まず、専用のプラグインソフト(無料)をインストールする必要があります。

バックナンバーを見てみると、昨年11月1日剛では「テキサス・キンベル美術館」、同9月1日号では、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の仮想コンペ「Build Live Kobe 2011」の舞台にもなった、

  

神戸ポートアイランド

 

のVRモデルが収録されています。

実際の街を元に作られたVRモデルは、全く空想の街とは違った迫力や魅力がありますね。

ちなみに、マチュピチュのあるペルーのクスコから日本までは、飛行機を乗り継いで41時間もかかるそうです。

なかなか行けない街を観光するのに、これからはVR連動型のガイドブックが活用した「バーチャル観光」が主流になるかもしれませんね。

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