iPadやiPhoneで撮るだけ!間取り図を自動作成する無料アプリ
2012年4月24日

管理人のイエイリです。

不動産を賃貸に出すときや、家具の大きさを考えながら部屋の模様替えをするとき、間取り図を自分で作れると便利ですね。

そこで最近、ネットで話題なっているアプリがあります。カナダのモントリオールにあるセンソピア社(sensopia)が開発した「MagicPlan」というiPadやiPhone用のアプリで、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

カメラで室内を撮影するだけ

 

で間取り図が作れてしまうスグレモノなのです。

 20120424-image9.jpg

MagicPlanで作成した間取り図の例(写真・資料:sensopia。以下同じ)

使い方は簡単です。アプリを立ち上げて部屋の中央に立ち、部屋をぐるりと一周するように部屋の隅や出っ張り、開口部の端などを、画面上に現れるマークに重ねてバシバシと撮っていくだけです。

するときれいな間取り図が自動作成されるという仕組みです。部屋の中に家具が置いてあったりしても、XYX方向の補助線によって位置決めして撮れば大丈夫です。

  20120424-image1.jpg  20120424-image3.jpg

部屋の中央に立ってiPadなどを構える(左)。そしてぐるりと一周するように部屋の角や出っ張りを撮っていく(右)

 20120424-image2.jpg
部屋の角に家具などがある時は補助線によって位置を決めていく
 20120424-image4.jpg  20120424-image5.jpg
出っ張り部分も撮影(右)。出来上がった間取り図(右)

このアプリは非商業的利用の場合は無料で使えますが、平面図に透かしが入ります。商業的利用は有料の「サブスクリプション(定期購読)」が必要です。この場合、透かしも入りません。

TechCrunchによると、このアプリは不動産のほか保険の査定、リフォーム業のほか犯罪の現場検証など、様々な業種で利用可能とのこと。センソピア社には既に警察やCADベンダー、アメリカの有力リフォームチェーンからも引き合いが来ているそうです。

作成した図面は、さらに他のソフトでも活用できるように、

 

DXFやJPG、PDFなど

 

のファイルに変換できます。

 20120424-image6.jpg  20120424-image7.jpg

完成した図面(左)は、DXFやJPGなどの形式に変換して使える(右)

使い方に慣れると、現場で間取り図がサクサクと作れそうですね。iPadやiPhoneをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。

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