管理人のイエイリです。
工事現場や資材置き場などを監視するWEBカメラを設置するとき、電源のほかLANケーブルなど面倒な配線工事が必要となります。
こうした面倒をなくそうと、リズム時計工業は簡単な設置できる無線ネットワークカメラシステムを4月20日に発売しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
AC100V電源さえあれば
設置できるのが特徴です。
AC100V電源だけあれば設置できる無線ネットワークカメラ(写真:リズム時計工業。以下同じ) |
システム構成 |
この無線ネットワークカメラは、ネットワークカメラを収納するハウジングの中に、これまでは外付けだった無線ルーターも収納しています。そのため、ハウジング分のスペースと電源さえあれば、どこでも取り付けられてすぐに使用を開始できます。
内蔵する無線ルーターは、無線LANのほか高速通信のWiMAXも選ぶことができます。WiMAXは上りの通信速度が最大10Mbpsあり、割安に使えます。サービスエリアは全国の政令指定都市の人口率で95%以上をカバーしているとのことです。月々の通信費用はパケット定額制が適用されるため安心です。
撮影のタイミングは、人感センサーが動きを検知したときと、1時間ごとなどの定点観測、およびこれらの併用が可能です。画面の解像度は最大1280×960ピクセルで、動画の速度は30fps~1/10fpsで設定できます。メールで撮影した画像を8カ所まで送信できます。
また、DDNS(Dynamic Domain Name System)に対応しており、パソコンから好きなときにカメラ画像を確認できるようになっています。
無線ネットワークカメラを屋外に設置するとき、ハウジングのスペースだけで大丈夫 |
DDNSに対応しているため、任意のタイミングでカメラ画像を確認できる |
しかし、原っぱの真ん中など、AC100V電源がない場所でもカメラで監視したい場合もありますね。
そこで、オプションとして
ソーラー電源やバッテリー
と組み合わせることも検討中とのことです。
これが実現すると、不法投棄の監視などにも役立ちそうです。あちこち、ひんぱんに設置場所を変えて使うことも簡単にできそうですので、現場用品として活用してみてはいかがでしょうか。
(お断り)
記事公開後にタイトルを一部修正しました。