スマホ時代の販売戦略!iPadで住宅設計を見る「3Dプレイス」が1万棟に
2012年5月23日

管理人のイエイリです。

メガソフトは、同社の3次元住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」で設計した建物の3Dモデルを、クラウド上のサーバーにアップし、iPadやiPhone、アンドロイド端末で見られる「3Dプレイス」というサービスを2010年7月から運営しています。

これまで、工務店やハウスメーカーがパース図面を作成するのは、ほぼすべての設計が決まった後に行うのが普通でしたが、3Dプレイスはその順序を大きく変えました。

設計途中のパースを施主に見てもらい、外観はもちろん室内空間の細部までを確認しながら、何度でも修正することが可能になったのです。

2011年には施主やプロジェクト関係者など、特定の閲覧者だけに3Dモデルを公開できる「閲覧制限」の機能も加わり、建築の実務に使えるようになりました。

その結果、ユーザーはますます増え、このほど、3Dプレイスに登録された3Dモデルの棟数は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

1万棟を突破

 

したのです。

1万棟目を登録したのは、埼玉県本庄市の吉田建設です。同社の吉田正専務にはメガソフトから証明書と副賞のAndroidタブレットが贈られました。

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1万棟目を登録した吉田建設の吉田正専務(右)とメガソフトの井町良明代表取締役(以下の写真・資料:特記以外はメガソフト)

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iPadやアンドロイド端末などで住宅の内外観を確認できる3Dプレイス
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3Dプレイスに公開されている建物の3Dモデル。登録数は続々と増えている

3Dプレイスは、施主自身がスマホやタブレット端末を使って好きな時間に設計案を確認できるので、少ない打ち合せ回数で設計を進められるのが特徴です。

メガソフトでは今後も、こうした使い方が増えるとみて、3Dプレイスとマイホームデザイナーシリーズとの連携をさらに高めて、施主と工務店・ハウスメーカーの

 

コミュニケーション促進

 

に寄与したいと考えています。

今回、1万棟目の栄誉に輝いた吉田建設のホームページでは、3Dプレイスを使って施主自身が設計に参加できることを売り物にしており、3Dプレイスのインストール方法や使い方なども詳しく掲載しています。

スマホ時代の工務店、ハウスメーカーの販売戦略は、こうでなくちゃいけませんね。

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吉田建設のホームページには3Dプレイスの使い方が詳しく説明されている(資料:吉田建設)

 

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