街全体がメガソーラーに!スマートハウス600戸の街を藤沢市南部に建設中
2014年2月14日

管理人のイエイリです。

神奈川県藤沢市南部の東海道本線脇にあったパナソニックグループ工場の跡地で、「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(以下、略称Fujisawa
SST)」の建設が進められています。

総事業面積は約19haもあり、約600戸のスマートハウスと約400戸の集合住宅、商業施設、健康・福祉・教育施設からなる新しい街です。2018年度に完成予定です。

Fujisawa SSTの全体図(資料・写真:パナホーム、三井不動産レジデンシャル。以下同じ)

Fujisawa SSTの全体図(資料・写真:パナホーム、三井不動産レジデンシャル。以下同じ)

神奈川県藤沢市の東海道本線の藤沢駅と辻堂駅の真ん中当たりに位置する

神奈川県藤沢市の東海道本線の藤沢駅と辻堂駅の真ん中当たりに位置する

各スマートハウスは南向きの大屋根に太陽光発電システムを設置し、街の南端の道路沿いにある公共用地には「コミュニティソーラー」と呼ばれる公共の太陽光発電設備を設けます。

その結果、街全体の太陽光発電量は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

約3メガワット

 

にも達するのです。つまり、街全体をメガソーラー化したというわけですね。

Fujisawa SSTでは電線類を地中化するとともに、各住戸が光を遮らないように配置されています。これも太陽光発電を助けます。

公共の太陽光発電設備「コミュニティソーラー」

公共の太陽光発電設備「コミュニティソーラー」

太陽光発電を効率化するため電線類を地中化し、光を遮らない住戸配置を採用

太陽光発電を効率化するため電線類を地中化し、光を遮らない住戸配置を採用

また風の流れをよくするために歩行者専用道路を設け、その脇には街路樹や各住戸の植栽を設けます。緑の連続性と風の流れをよくする工夫が凝らされています。

風の流れをよくするため歩行者専用道路を設置し住戸間隔を空けた

風の流れをよくするため歩行者専用道路を設置し住戸間隔を空けた

緑の連続性を創出する街路樹や植栽

緑の連続性を創出する街路樹や植栽

Fujisawa SSTでいよいよ住戸の販売が開始されることになりました。第1期販売分として、パナホームは「パナホームスマートシティFujisawa
SST」を34戸、三井不動産レジデンシャル「ファインコートFujisawa SST」を28戸、それぞれ2月15日(土)から販売開始します。

「パナホームスマートシティFujisawa SST」の完成予想図

「パナホームスマートシティFujisawa SST」の完成予想図

「ファインコートFujisawa SST」の完成予想図

「ファインコートFujisawa SST」の完成予想図

販売価格帯は約5000万~6500万円で、建築面積は約98~120m2です。スマートハウスは

 

ランニングコストが安い

 

ので、長期的なライフサイクルコストを考えるとお得かもしれませんね。

このほかFujisawa SSTにはカーシェアリングやレンタカー、サイクルシェアなどのモビリティー機能や、タウンカメラ47台を配置したセキュリティーシステムなどが設けられます。

そして専用ポータルサイトで、各設備の利用状況のほか、街全体の電力使用状況や街全体のCO2削減状況などの情報が提供されます。

このスマートタウンに対する関心は高く、両社には2013年9月の広告開始以来、合計3000件以上の資料請求があり、モデルハウスには既に1000組以上が来場したそうです。

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