iPadで場所打ち杭を見える化!フジタが施工管理システムを開発
2014年2月6日

管理人のイエイリです。

建物や構造物を支える杭の1つにアースドリル杭工法というものがあります。

まず、杭の外径と同じ「ケーシング」というパイプの中に人工泥水を満たしながら内部をドリルで掘削します。その後、鉄筋かごとコンクリート打設用の「トレミー管」を穴の底に入れて、コンクリートを打設しながら徐々にケーシングとトレミー管を引き上げていき、最終的に鉄筋コンクリート杭が地中にできるという方法です。

アースドリル工法で施工中の杭先端部。鉄筋かごやケーシング、杭頭バイブレーターなどが見える(左)。アースドリル杭の施工手順(資料:フジタ。以下同じ)

アースドリル工法で施工中の杭先端部。鉄筋かごやケーシング、杭頭バイブレーターなどが見える(左)。アースドリル杭の施工手順(資料:フジタ。以下同じ)

ここで施工管理のポイントは、人工泥水の中に正確に鉄筋かごを設置したり、ケーシングとトレミー管の先端をコンクリートの打設面より2m以上に保ちながら引き上げたりする必要があることです。

人工泥水の中で行われる作業のため、当然、地上からは地中の様子は見えません。

そこでフジタは、フジタ式アースドリル杭工法で見えにくい土中の施工情報をリアルタイムに管理する「場所打ち杭施工管理システム」を開発しました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

iPadで土中を見える化

 

するシステムなのです。

システム概要図

システム概要図

見えにくい土中のコンクリート打設面やトレミー管先端の位置関係も一目瞭然

見えにくい土中のコンクリート打設面やトレミー管先端の位置関係も一目瞭然

現場でiPadに計測数値や試験結果などを入力することで、コンクリートの高さやトレミー管先端の位置を自動計算し、iPadの画面にリアルタイムで表示します。

そのため、人工泥水に埋まった土中の状況が手に取るようにわかるというわけです。

現場でiPadを使うためには、入力方法もシンプルでなければいけません。そこで、今回、フジタは

 

独自のテンキー

 

を開発しました。

独自開発したテンキー

独自開発したテンキー

現場での使用に特化した独自のテンキーまで開発するとは、現場での生産性向上に対する同社のこだわりが感じられますね。

アースドリル杭の施工データは、インターネット経由で事務所や視点からでもリアルタイムに見られます。また、品質管理の帳票を作成するための管理ファイルをExcel形式で取り出すことも可能とのことです。

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