管理人のイエイリです。
高度なCADやBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)などの建築スキルを持ちながら、子育てや介護などの事情で通勤が難しいために実力を発揮できない人も少なくありません。
そんな人が場所や時間を問わず、自宅などで建築スキルを生かして仕事できる機会を与えてくれるのが、建築設計業務に特化したクラウドソーシングサイト「STUDIO UNBUILT」です。
このサイトが9月3日に全面リニューアルし、「匠ストア」という新コーナーをオープンしました。建築家やCADオペレーター、インテリアデザイナー、パース制作者といった建築専門家が、一般人や建築関係者に向けてスキルや経験、知識などのサービスを出品し、
ナ、ナ、ナ、ナント、
ネットショッピング
のように販売できるのです。
ストアをのぞいてみたところ、小規模物件の外観パース作成(1万円)や断面パース作成代行(5万円)、販売土地に合わせた参考図面の作成(1万円)といった建築・不動産業界向けの手ごろなサービスが多数、出品されていました。
また、一般の施主向けには、建築家が描いた図面の適正をチェックする「セカンドオピニオン」サービス(1万円)、マンション内覧会への同行と建築士としてのアドバイス(1万円)というものもありました。
一般の人が建築士に仕事を頼むのは敷居が高いですが、このような明朗会計で仕事の内容もわかりやすく説明してあると、気軽に発注できますね。
STUDIO UNBUILTは2014年1月にオープンし、既に
登録ユーザーは190人を超え
たそうです。
その中には建築家や建築設計者、CADオペレーター、パース制作者などが含まれています。
こうしたサイトがあることで、企業にとっては様々なスキルを活用しやすくなり、建築スキルを持つ人にとっては自分を売り込むチャンスになりそうですね。今後、BIMやCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)などにも広がっていってほしいと思います。