管理人のイエイリです。
工事現場での施工管理や維持管理現場で、タブレット端末が普及しつつあります。
ただ、一般のタブレット端末は、水やほこりに弱く、画面の明るさも室内向けに作られている製品が多いので、屋外作業が多い工事現場では使いづらい面もありました。
そこで、あの日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は、現場での使用を想定して開発した「HP ElietPad 1000 G2 頑丈タブレット」を発表しました。
粉じんの侵入を完全に防ぎ、水流にも耐える「IP65」水準の高い防水・防じん性を持っているほか、
ナ、ナ、ナ、ナント、
高さ1.8mからの落下
にも対応する高い耐衝撃性を持っているのです。
本体寸法は幅285.5×奥行き215×高さ33mmで、重さは約1.45kgです。
屋外でも見やすい10.1型WUXGA(1920×1200)液晶を搭載した同社の「HP ElitePad 1000 G2」に、建設業向けの専用ジャケットを装着したもので、OSにはWindows 8.1 Proを採用しています。
本体底部のカバーを開けると、フルサイズのUSB3.0ポートやHDMIポート、LANポート、シリアルポートを備えており、様々な機器と接続し、さらに大型モニターにも出力できます。
また、本体前面には2メガピクセル、背面には8メガピクセルの高精細カメラとLEDフラッシュを搭載し、暗い場所での写真や動画の撮影も可能です。
このほか背面には360度回転できるハンドストラップは、底面部にはQRコードも読み取れるバーコードリーダーを搭載しています。
バッテリーも「HP ElitePad 1000 G2」に比べて強化されており、
20時間以上のバッテリー駆動
ができるようになっています。そのため、充電できない場所での長時間作業も可能です。
セキュリティー対策としては、本体背面にスマートカードリーダーを搭載しており、ICカードを使った本人認証が行えるほか、USBタイプの認証デバイスを格納できる構造になっています。
気になるお値段ですが、希望小売価格で14万8000円とのこと。現場でも事務所の延長のようにWindowsソフトを使いたい人には、便利なマシンになりそうですね。