個人で48時間を戦う!栃木県で「マロニエ学生BIM設計コンペ」を開催
2015年10月28日

管理人のイエイリです。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を使った学生対象の仮想コンペが11月に栃木県を舞台に開催されることになりました。

マロニエ学生BIM設計コンペティション」というもので、とちぎ建設技術センター栃木県建築士事務所協会が主催します。昨年に引き続き2回目の開催となります。

「マロニエ学生BIM設計コンペティション」の募集ウェブサイト(資料:とちぎ建設技術センター)

「マロニエ学生BIM設計コンペティション」の募集ウェブサイト(資料:とちぎ建設技術センター)

参加資格は全国の大学、大学院、専門学校に現在在籍している学生ですが、老舗のBIM仮想コンペ「Build Live Japan」のように、チームでのエントリーは認めていません。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

個人で48時間を戦う

 

という過酷なものなのです。

ルールは、指定のBIMソフト「ARCHICAD」(学生版、無料ダウンロード可)を使い、48時間で課題に従って建築デザインを作成します。そして3次元モデルデータだけを提出するペーパーレス方式です。

エントリーは11月6日、午後11時59分までエントリー用のウェブサイトで受け付けています。

11月13日の正午に敷地周辺の3Dデータや設計条件などが公開され、コンペがスタート。2日後の11月15日の11時59分が作品の提出期限です。

審査は提出された3次元モデルデータをモニターで操作し、作品を評価します。そして11月29日に宇都宮市内のホテルで審査結果の発表と表彰式が行われます。

昨年の第1回は宇都宮市内に建設する多目的展示ギャラリーが課題となりました。その入賞作品を見てみましょう(作品画像は「第1回マロニエ学生BIM設計コンペティション」ウェブサイトより)。

■ 最優秀賞(隈研吾賞):山本尚平さん(芝浦工業大学 4年)

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■ 優秀賞(内山美之賞):中村達也さん(芝浦工業大学大学院 1年)

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■ 優秀賞(池田靖史賞):古賀直人さん(宇都宮大学大学院 1年)

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■ 優秀賞(とちぎ建設技術センター理事長賞):中岡進太郎さん(宇都宮大学大学院 1年)

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■ 優秀賞(栃木県建築士事務所協会会長賞):冨谷 亮介(東京都市大学 3年)

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第2回となった今回は、審査委員には山梨知彦氏(日建設計執行役員)、工藤和美氏(シーラカンスK&H代表取締役)、池田靖史氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授)、渡邉伸宏氏(とちぎ建設技術センター常務理事)、佐々木宏幸氏(栃木県建築士事務所協会会長)と、豪華メンバーが名を連ねています。

また、後援団体も栃木県、宇都宮市、栃木市のほか、日本建築学会関東支部、栃木県建築士会、栃木県建設産業団体連合会、栃木県建設業協会、栃木県設備業協会、宇都宮大学、足利工業大学、小山工業高等専門学校、宇都宮ケーブルテレビ、栃木ケーブルテレビが名を連ね、

 

栃木県挙げてのイベント

 

となっています。

全国どこからでも参加できます。BIMにチャレンジ中の学生さんは、ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。

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