管理人のイエイリです。
オフィスでよく使われている複合機は、1台でスキャナーとプリンター、そしてコピーとして使えるので重宝しますね。
3Dプリンター界でも、同様の製品が出てきました。例えば、XYZプリンティングジャパン(東京都板橋区)が発売した「ダヴィンチ 1.0 AiO」には、3Dスキャナーと3Dプリンターの機能が内蔵され、これらを使って立体の模型などを3Dでコピーできるという
ナ、ナ、ナ、ナント、
世界初の3Dプリンター複合機
なのです。
本体内部には回転するターンテーブルが内蔵されており、ここに模型やオブジェなどを置くとターンテーブルが360度回転しながら表面の形状を約5分で3Dスキャンし、3Dモデルデータを作ります。
スキャナーは左斜め上と右斜め下に配置されているため、死角ができにくくなっています。スキャンサイズは15cm×15cmで、200万画素のカメラを使用しています。
この3Dモデルデータを付属の専用スキャンソフト「XYZScan」で処理することで、スキャンデータの拡大縮小や、表面の滑らかさなどを調整できます。そのデータはSTLファイルとして保存します。
そのデータを、再度、本体内の3Dプリンターで造形すると、もとのオブジェそっくりの模型が“3Dコピー”されて出来上がるというわけです。
ちなみに最大造形サイズは奥行き20cm×幅20cm×高さ19cmで、解像度は0.1mmです。
同社は10月26日、この画期的な製品の希望小売価格を改定し、
ナ、ナ、ナ、ナント、
税込み9万9800円
という低価格に設定しました。
小物を3Dスキャンしたり、3Dプリンターで作ったりする機会の多い方は、試してみてはいかがでしょうか。
ダヴィンチ 1.0 AiOの使い方説明ビデオ(YouTubeより)