税込み9万9800円!低価格の3Dプリンター複合機が登場
2015年11月4日

管理人のイエイリです。

オフィスでよく使われている複合機は、1台でスキャナーとプリンター、そしてコピーとして使えるので重宝しますね。

3Dプリンター界でも、同様の製品が出てきました。例えば、XYZプリンティングジャパン(東京都板橋区)が発売した「ダヴィンチ 1.0 AiO」には、3Dスキャナーと3Dプリンターの機能が内蔵され、これらを使って立体の模型などを3Dでコピーできるという

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

世界初の3Dプリンター複合機

 

なのです。

世界初の3Dプリンター複合機、「ダヴィンチ 1.0 AiO」(以下の写真:XYZプリンティングジャパン)

世界初の3Dプリンター複合機、「ダヴィンチ 1.0 AiO」(以下の写真:XYZプリンティングジャパン)

本体内部には回転するターンテーブルが内蔵されており、ここに模型やオブジェなどを置くとターンテーブルが360度回転しながら表面の形状を約5分で3Dスキャンし、3Dモデルデータを作ります。

スキャナーは左斜め上と右斜め下に配置されているため、死角ができにくくなっています。スキャンサイズは15cm×15cmで、200万画素のカメラを使用しています。

ターンテーブルに載せてスキャン中のオブジェ

ターンテーブルに載せてスキャン中のオブジェ

この3Dモデルデータを付属の専用スキャンソフト「XYZScan」で処理することで、スキャンデータの拡大縮小や、表面の滑らかさなどを調整できます。そのデータはSTLファイルとして保存します。

そのデータを、再度、本体内の3Dプリンターで造形すると、もとのオブジェそっくりの模型が“3Dコピー”されて出来上がるというわけです。

ちなみに最大造形サイズは奥行き20cm×幅20cm×高さ19cmで、解像度は0.1mmです。

もとのオブジェ

もとのオブジェ

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3Dコピーされたオブジェ

3Dコピーされたオブジェ

同社は10月26日、この画期的な製品の希望小売価格を改定し、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

税込み9万9800円

 

という低価格に設定しました。

小物を3Dスキャンしたり、3Dプリンターで作ったりする機会の多い方は、試してみてはいかがでしょうか。

ダヴィンチ 1.0 AiOの使い方説明ビデオ(YouTubeより)

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