管理人のイエイリです。
最近、JRの駅構内では「駅ナカ」と呼ばれる商業施設が続々とオープンしているほか、荷物を預けるコインロッカーなど、便利な施設が着々と整備されています。
特に東京駅や新宿駅といった巨大駅では、これらの施設がどこにあるかが分かりにくいほか、初めて訪れた人は自分が今、駅のどこにいるのかさえ分からないこともよくあります。
こうした利用者の悩みにこたえて、東日本旅客鉄道(JR東日本)は昨日(2月9日)から東京・新宿の両駅で駅構内ナビゲーションサービスの試行を始めました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
スマホで現在位置や目的地
を案内してくれるのです。
ビーコンやWi-Fiの電波を手がかりに今、自分が駅構内のどこにいるのかをスマホの画面で表示できるほか、行きたい店などに行くための経路案内や、目印となる場所を使ってガイダンスを行ってくれます。
また地図上に車イス用トイレなどの場所を表示する機能や、待ち合わせしている人と合流しやすいように、自分がいる場所をメールに添付して送信することもできます。
さらに画期的なのは、コインロッカーの検索機能です。東京駅などにはいろいろな場所にコインロッカーがありますが、目立つ場所にあるロッカーはすぐに満杯になり、空いているロッカーを探すのに苦労することがよくありますね。
その点、このナビゲーションサービスでは、ICカード乗車券の「Suica」に対応した空きロッカーの空き状況を
リアルタイムで大きさ別に
表示してくれるという親切さです。
これらの機能を使うためには、App StoreまたはGoogle Playで「駅構内ナビ」と検索し、「JR東日本 駅構内ナビ」というアプリをインストールします。
日本語だけでなく、英語にも対応しているので、外国人の観光客やビジネスマンにも、日本の駅の便利さをよく知ってもらえそうですね。
このサービスの試行は今年3月18日までを予定しています。