GoProをヘルメットに装着!ドボジョの1日を追体験できる作品が公開中
2016年2月12日

管理人のイエイリです。

新潟県上越市の杉政建設で働くドボジョ、池田さんの1日を追った「Log of Mud 田の記憶(新潟編)」という約5分のドキュメンタリー作品が、YouTubeで公開されています。

現場で作業する池田さん(以下の画像:「Log of Mud 田の記憶(新潟編)」より)

現場で作業する池田さん(以下の画像:「Log of Mud 田の記憶(新潟編)」より)

ドボジョから見た現場のリアリティーを追体験できるように工夫したのは、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

超小型カメラ「GoPro」

 

を池田さんのヘルメットなどに取り付け、撮影した映像をふんだんに盛り込んだことです。

ヘルメットに超小型カメラ「GoPro」を装着して作業中の池田さん

ヘルメットに超小型カメラ「GoPro」を装着して作業中の池田さん

作品は、朝、起きて部屋のカーテンを開けるシーンから始まります。洗面所で身支度した後、父、母、娘の3人の朝食を作り、軽トラに乗って出勤します。

ドボジョの1日をここまで追った作品も珍しいですね。

出勤前、家族との朝食シーン

出勤前、家族との朝食シーン

軽トラに乗って現場に出掛けるシーン

軽トラに乗って現場に出掛けるシーン

現場では、コンクリートミキサー車の出口にシュートを付けたり、スコップで型枠に生コンを入れたりする作業を行います。

これらの作業も、池田さんの目から見たように、誰もがリアルに追体験できるようになっているのです。

池田さんの目から見た型枠への生コン投入作業

池田さんの目から見た型枠への生コン投入作業

「四季を感じながら、地域の住民と話しながら仕事ができ、工事ができていく過程も見られる」と、池田さんは建設業を選んだ理由を語ります。

こうした言葉は建設業で働く人へのインタビューなどでも時々、耳にすることがありますが、GoProで撮った映像を見た後だと、納得感が違いますね。

地域住民と話しながら仕事ができるのも魅力

地域住民と話しながら仕事ができるのも魅力

この作品の最後には、思わぬ展開が待っています。

陶芸家の瀬川氏が、土にまみれた池田さんの作業服を切り刻み、

 

炉で焼成・粉砕した粉

 

を使い、「陶葬」という新たな手法で世界に1つだけの器を焼き上げたのです。

作業服を切り刻む

作業服を切り刻む

焼成して粉砕して粉末を作る

焼成して粉砕して粉末を作る

 

完成した世界で1つだけの器

完成した世界で1つだけの器

 

このドキュメンタリーは、地方の中小建設会社で構成する「どけんやナビ」(代表:北山大志郎さん)が中心となり、POPSの田中淳一さんや太陽企画の大石暉さん、ルグランの泉浩人さん、山辺仁美さん、そして多摩美術大学教授でコミュケーションラボの佐藤達郎さんなど、広告や映像、マーケティングのプロが一堂に集まって制作されました。

このほかGoProを使って撮影された「Log of Mud」シリーズとしては「橋の記憶(長野編)」、「道の記憶(鹿児島編)」、「森の記憶(三重編)」、「海の記憶(新潟編)」があります。

YouTubeで公開されている「Log of Mud」シリーズの作品(資料:どけんやナビ)

YouTubeで公開されている「Log of Mud」シリーズの作品(資料:どけんやナビ)

土建屋さんたちの仕事は、外から見ると「きつい、危険、汚い」という3Kの視点でとらえられがちですが、GoProで撮影した映像で追体験することで、仕事のやりがいや喜びなど、中の人の気持ちが理解できます。

建設業の魅力を外部に発信し、若い入職者を獲得する手段としても、こうしたネット動画の活用は有効ではないでしょうか。

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