お値段は99ドル!スマホを使った超小型3Dプリンターが大人気
2016年3月23日

管理人のイエイリです。

ネットを使って会社の資金を集める「キックスターター(KICKSTARTER)」は、いつも面白い新製品プロジェクトであふれています。

昨日、募集が開始された「OLO」という新製品は、24時間もたたないうち8万ドルの目標金額を大幅に上回る30万ドル近くの資金を集める大人気でした。

キックスターターで大人気を集めている「OLO」(資料:KICKSTARTER)

キックスターターで大人気を集めている「OLO」(資料:KICKSTARTER)

この製品は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

スマホを3Dプリンターに変身

 

させるという世界初のマシンなのです。

スマホを3Dプリンターに変身させる「OLO」(以下の写真・資料:OLO 3D Inc.)

スマホを3Dプリンターに変身させる「OLO」(以下の写真・資料:OLO 3D Inc.)

この3Dプリンターは、液体の樹脂を光によって薄い層ごとに硬化させては積み上げていく光造形方式を使っています。

OLOは上中下の3つの部分に分かれています。

まず、一番下の部分を置いて、スマホを一番下に置き、その上に液体樹脂を載せた透明なトレー付きの中の部分を置きます。

まず一番下の部分を置いて、その上にスマホをセット

まず一番下の部分を置いて、その上にスマホをセット

続いて液体の樹脂を入れた透明なトレーをセット

続いて液体の樹脂を入れた透明なトレーをセット

その上に3Dプリンターのメカを搭載した上の部分を置くと、造形用のテーブルが下まで降りてきます。

後はスマホの画面が、造形する模型の断面の形に発光し、その光によって樹脂が薄い層で固まります。

テーブルはまた少し上昇し、次の層を光で造形する、ということを延々と繰り返して模型が出来上がります。

造形開始直後。といっても18分くらいたっているようです

造形開始直後。といっても18分くらいたっているようです

造形中。少しずつ、造形された模型が液体樹脂から持ち上げられています

造形中。少しずつ、造形された模型が液体樹脂から持ち上げられています

造形完了

造形完了

造形できる最大の範囲は、76×128×52mmです。スマホは、iPhone、Android、Windowsと様々なものが使えます。

面白いのは、

 

様々な色や固さの樹脂

 

が用意されていることです。

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様々な色や固さの樹脂が用意されている

様々な色や固さの樹脂が用意されている

価格はナント、99ドルという低価格です。友達と3Dモデルのデータを送り合って、それを自宅で模型やアクセサリーとして作るという新しい楽しみ方ができます。

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