住宅分野のプレゼンソフト「ALTA」や3次元CAD「建築Vision」などで知られるコンピュータシステム研究所(東京本社:東京都新宿区)が、さらに建築分野のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)や土木分野の「i-Construction」などに、事業を拡張していたことが明らかになりました。
というのは、同社の子会社だったGSAを
ナ、ナ、ナ、ナント、
9月1日に吸収合併
したからなのです。
旧GSAはコンピュータシステム研究所の子会社として1999年7月に設立され、2003年ごろからBIMソフト「Revit」を導入するなど、早くから3D関係のソフトやモデリングなどを手がけてきました。
そしてここ1~2年、旧GSAには各社から建築、土木関連の3Dモデル作成やシステム開発、3Dプリンターによる模型作成の依頼が急増し、
“BIM/CIMの駆け込み寺”
という様相を呈していました。
合併後、旧GSAの事業はコンピュータシステム研究所のGSA事業部として、そっくり継続されます。もともと、両社の代表取締役は長尾良幸さんが兼務していましたので、合併後の会社運営もスムーズにいきそうですね。
従来からの土木積算や原価管理、安全管理のシステムに、建築・住宅、土木のソリューションが加わったことで、コンピュータシステム研究所はBIM、i-Constructionの強力なプレーヤーとしての活躍が期待されますね。
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