BIM、i-Conを強化!コンピュータシステム研究所がGSAを吸収合併
2016年9月5日

住宅分野のプレゼンソフト「ALTA」や3次元CAD「建築Vision」などで知られるコンピュータシステム研究所(東京本社:東京都新宿区)が、さらに建築分野のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)や土木分野の「i-Construction」などに、事業を拡張していたことが明らかになりました。

というのは、同社の子会社だったGSA

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

9月1日に吸収合併

 

したからなのです。

 

コンピュータシステム研究所との合併を伝える旧GSAのホームページ(以下の画像:コンピュータシステム研究所)

コンピュータシステム研究所との合併を伝える旧GSAのホームページ(以下の画像:コンピュータシステム研究所)

 

9月5日現在のコンピュータシステム研究所のホームページ。早くも旧GSAやその子会社が展開していたBIM/CIM支援業務や土木用CADなどの製品群が加わった

9月5日現在のコンピュータシステム研究所のホームページ。早くも旧GSAやその子会社が展開していたBIM/CIM支援業務や土木用CADなどの製品群が加わった

旧GSAはコンピュータシステム研究所の子会社として1999年7月に設立され、2003年ごろからBIMソフト「Revit」を導入するなど、早くから3D関係のソフトやモデリングなどを手がけてきました。

そしてここ1~2年、旧GSAには各社から建築、土木関連の3Dモデル作成やシステム開発、3Dプリンターによる模型作成の依頼が急増し、

 

“BIM/CIMの駆け込み寺”

 

という様相を呈していました。

旧GSAの社内風景。他社から持ち込まれるBIM、CIM業務が急増していた(以下の写真:家入龍太)

旧GSAの社内風景。他社から持ち込まれるBIM、CIM業務が急増していた(以下の写真:家入龍太)

3Dプリンターで作成した橋桁の模型。複雑な配筋を正確に表現している

3Dプリンターで作成した橋桁の模型。複雑な配筋を正確に表現している

合併後、旧GSAの事業はコンピュータシステム研究所のGSA事業部として、そっくり継続されます。もともと、両社の代表取締役は長尾良幸さんが兼務していましたので、合併後の会社運営もスムーズにいきそうですね。

従来からの土木積算や原価管理、安全管理のシステムに、建築・住宅、土木のソリューションが加わったことで、コンピュータシステム研究所はBIM、i-Constructionの強力なプレーヤーとしての活躍が期待されますね。

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