管理人のイエイリです。
高齢化しつつある社会インフラの維持管理を、いかに低コストで効率的に行えるかが課題になっています。
そこで世紀東急工業は、同社が維持管理を担当する国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所岡山維持出張所管内の約30キロメートルの区間で、同出張所と富士通交通・道路データサービスと共同で「道路パトロール支援サービス」を試験的に導入しました。
道路の点検調査で、路面状態のセンシングや情報収集を行う機器として使っているのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
スマートフォン
なのです。
クルマのダッシュボードにスマホを取り付け、道路を走行しながら動画を撮影し、加速度波形を計測してその位置をGPSデータと共に記録します。
また、普段の点検業務で路面の異常を発見した場合には、スマホで写真を撮り、コメントを付けてクラウドサーバーに送信します。
すると、地図上に問題のある個所の写真が挿入され、道路パトロール報告書としてまとめられます。
蓄積されたスマホのデータにより、舗装補修個所の選定や優先度付けが可能となります。
そして、システムにアップされた情報は、
岡山維持出張所とも共有
できるので、発注者も常に最新の道路状況をリアルタイムに見られるのです。
従来のように、文書で報告するのではないのでスピーディーかつ効率的に維持管理の業務が進みそうですね。
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