管理人のイエイリです。
仮囲いの中で行われることの多い建設現場の仕事は、一般の人には目に触れる機会が少なく、就活中の学生にもどんな仕事なのかがイメージしにくい面があります。
そこで東急建設は、どこでもだれでも、建設現場での施工管理業務がどんなものかがリアルに体験できるスマートフォンアプリ「東急建設/新入社員の一日VR」を開発し、無料公開しました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
現場を360°立体視
で体験できるものなのです。(東急建設のニューズレターはこちら)
筆者も早速、iPhone用のアプリをダウンロードして試してみました。起動させると段ボールなどを使った簡易型のVRゴーグルを使うか、スマホの画面のまま使うかを選択するようになっていましたので、VRゴーグルの方を選択しました。
すると、最初のシーンは現場事務所の朝の風景が映し出されました。スマホの向きを変えたり、スワイプしたりすると視点が変わり、拡大縮小も自由自在です。
現場事務所の机の上を拡大して見ると、多数のパソコンを発見。工事現場もIT化されていることがわかります。
画面の中央には小さな白いマーカーが表示されますので、これが画面内の小円と重なるように顔の向きを変えたり、画面をスワイプしたりするとその解説が現れます。
最初のシーンで背中に「何をしているのかな」と表示されていた女性技術者の仕事は、朝礼の司会を務めるため、緊張しながら準備をしていたことがわかります。なるほど、現場の仕事はこんな風に始まるんだなということが、わかりますね。
私は海外出張中のため、VRゴーグルは今、手元にありませんが目から30cmくらい離して、目をぼんやりさせると立体視ができました。皆さんもチャレンジしてみてください。
その後、どんなストーリーなのか興味がわいてきた私は、どんどん次のシーンを見ていきました。
すると、そこには現場の巡視や測量、朝礼や昼礼でのKYK(危険予知活動)など、仮囲いの中で行われている仕事の数々を、その場にいるかのようにリアルに体験することができました。
それだけではなく、現場にはいろいろと楽しいことがあることも発見したのです。
例えば、夏の作業では塩分補給のための「熱中飴」が配られるほか、
休憩時間にはかき氷
を楽しむこともできるのです。空調の効いた一般のオフィスでは、得がたい幸福感ですね。
また、男ばかりと思われがちな仮囲いの中には、キュートな女性技術者がたくさん働いていることも描かれています。
一方、一日の作業を終えた職人さんたちが帰っていくなか、東急建設の社員は事務作業などでもうひとがんばりしているという実情も包み隠さず描いています。そして、最後には現場事務所で「お疲れさま」の乾杯シーンも。
仮囲いの中の仕事は、大変そうだけど、一般のオフィスにはないやりがいや楽しさがあふれていますね。ぜひ、就活生はもちろん、一般の人にも楽しんでもらいたい作品です。
ダウンロード用のQRコードを張っておきますので、皆さんもどうぞ!