管理人のイエイリです。
建設業でテレワークが進む中、現場の状況や施主の希望などの情報をまとめてデジタルデータ化し、共有することが求められています。
福井コンピュータアーキテクトは、住宅のプランニング作業をテレワークで効率的に行える業界初のアプリ「まどりっち」を2020年6月24日にリリースしました。
新築やリフォームのもととなる間取りを、
ナ、ナ、ナ、ナント、
iPad上で手描き
するだけで、どんどん寸法線付きのCADっぽい間取り図を作っていけるのです。(福井コンピュータアーキテクトのプレスリリースはこちら)
「YouTube」では早速、同社代表取締役社長の佐藤浩一氏が自ら、この画期的なアプリをデモンストレーションする動画が公開されています。
佐藤氏はiPad上に縦、横と手描きで壁の線を引いていきます。すると、その直後に手描き線はどんどんCADのような線に変換され、寸法線も自動的に付いていきます。
前に引いた線を消すときも、その上をグジャグジャすれば、その部分の線がきれいに消えてくれます。
また、ドアや窓などの開口部は、CADのような感覚で描き加えることができ、水回りの機器や家具なども丸や四角を手描きしていくと、どんどんCADらしく変換されていきます。
部屋の名前などは、はじめの数文字を手描きすると素早く予測変換の文字列が出てきますので、スピーディーに入力できます。
このほか、フリーハンドで外構の植栽や駐車場を描いたり、同社が運営する建材データサイト「3Dカタログ.com」から建材の画像を張り付けたり、現場の写真を張り付けてメモを手描きしたりと、現場や打ち合わせの場で出てきた情報をどんどん1枚の図面にまとめていくことができます。
こうして、テレワークでも新築やリフォームのイメージを、iPadだけでキチンとしたデジタルデータにまとめることができます。
この間取りデータは、そのままiPadからメールで送信し、他のスタッフに送ることができます。
その後は、同社の3次元建築CADソフト
ARCHITREND ZERO
にこの間取り図データを読み込むと、自動変換されて高精細パースや図面などを一括作成できるのです。
iPadアプリで作った図面を3D建築CADに連携できる点が“業界初”とのことです。
このアプリは無料で使えますので、iPadをお持ちの方は試してみてはいかがでしょうか。下記のQRコードまたはこちらのリンクからダウンロードできますよ。