Excel上でBIMモデルを集計! BIMを使う人のアプリ「ExcelBIM」
2021年5月19日

管理人のイエイリです。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)モデルを自分で作ることはないけど、既にあるBIMモデルから数量を拾ったり、工程表を作ったりしてExcelにまとめたい、という人は多いのではないでしょうか。

そんな人にピッタリのツールが登場しました。英国のnomitech社が開発したアプリで、その名もズバリ「ExcelBIM」というものです。

ExcelとBIMモデルを合体させて自由自在にデータを集計できる「ExcelBIM」(以下の資料:nomitech)

ナ、ナ、ナ、ナント、

ExcelにBIMをインポート

して、BIMモデルのデータを自由自在に集計できるのです。

ポイントはExcelの「セル」にBIMモデルの「コンクリートスラブ」や「コンクリート壁」などの部材をリンクし、相互に行き来できるようにすることです。

各階のコンクリートスラブ部分をまとめて1つのセルにリンクした例

コンクリート壁の部分を1つのセルにリンクした例

Excel上に読み込んだBIMモデルは、自由自在に回転や拡大/縮小ができるほか、表示/非表示もBIMソフトのように行えます。

また、「セル」にリンクする部材は、階ごとに別々にリンクさせたり、複数の階をまとめてリンクさせたりすることができます。

BIMモデルから部材を選ぶときは、BIMモデルの属性情報が一覧表として表示されるので、必要な部分を検索したり、マウスでまとめて選んだりして、Excelのシートにドラッグアンドドロップします。

タンク施設のBIMモデルをExcelに読み込んだところ

別窓を開くと、BIMモデルの属性情報が一覧表として表示される

Excelにコピペされた属性情報のリスト。各セルをクリックすると、BIMCT Viewerの画面には対応するBIMモデルがハイライト表示される

複数の部材を選んでハイライト表示した例

ExcelBIMがあれば、BIMモデルを活用するだけの人は高価なBIMソフトが必要なく、

ExcelとBIMを一体化

して扱えるので、生産性向上とコストダウンにつながりますね。

対応するBIMデータは、RVT、 IFC、SKP、DWFx、I.DGNなどです。

姉妹製品としては、最新のBIMモデルをクラウドにアップしておき、どこからでも手元のExcelにダウンロードして使える「ExcelBIM Cloud」があります。

また、Excelに2DCADの図面を読み込んで、床面積などを集計できる「Excel2D」というアプリも用意されています。

Excel上でCAD図面の床部分などを選び、「セル」にリンクすることで、面積などを自動計算できるようにっています。

対応するファイル形式は、PDF、DWG、DGNとラスター画像です。

Excelに2DCADの図面を読み込んで、床面積などを集計できる「Excel2D」

CAD図面を部分ごとに色分けして、セルにリンクできる

気になるお値段ですが、使用期間に応じて料金を払うサブスクリプション制となっており、ExcelBIMは1年契約の場合、1カ月当たり89ユーロ(約1万2000円)、Excel2Dは同54ユーロ(約7200円)です。

BIMモデルの活用を「大衆化」し、拡大するために、これらのアプリは有効に活用できそうですね。

ExcelとBIMモデルを合体させて自由自在にデータを集計できる「ExcelBIM」(以下の資料:nomitech)

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