ドローンとAIで土工現場をデジタルツイン化! 現場に行かない施工管理が行える「DatuBIM」が日本上陸
2022年5月30日

管理人のイエイリです。

ドローン(無人機)による道路や河川などの土工現場の施工管理では、ドローンによる現場の撮影や3Dモデル化を行い、そのデータをBIM/CIMソフトに読み込んで土量計算や図面との比較などを行っています。

さらに工事関係者との情報共有を行うためには、データをクラウドにアップする必要もあります。

その過程では、いくつものソフトやシステムの知識や活用技術が必要となるので、初心者には荷が重いですね。

そんな初心者のお困りごとを解決してくれるのが、日立ソリューションズが2022年5月18日に発売した土工現場用のクラウドサービス「DatuBIM」です。

「DatuBIM」のサービスイメージ(以下の資料:日立ソリューションズ)

「DatuBIM」のサービスイメージ(以下の資料:日立ソリューションズ)

このクラウドは、イスラエルのダチュメイト社(Datumate Ltd.)が開発したもので、ドローンで撮影した現場の写真を3Dモデル化し、さらに分析や共有をWEBブラウザーからワンストップで行える手軽なクラウドです。

ドローンで撮影した現場の写真をクラウドにアップし、標定点や検証点を設定すると、

ナ、ナ、ナ、ナント、

3DモデルをAIが自動作成

してくれるのです。(日立ソリューションズのプレスリリースはこちら)

AIによる3Dモデル作成の流れ

AIによる3Dモデル作成の流れ

AI(人工知能)のアルゴリズムは、ダチュメイト社独自のもので、3Dの点群データやメッシュモデル、オルソ画像などを高速に作成します。

また、標定点などのマーカーで位置指定を行う際はガイドが表示されたり、撮影画像の重なりに過不足があった場合はアラートが表示されたりするので、初心者でも簡単操作できます。

こうしてクラウド上に現場の“デジタルツイン”(デジタルの双子)を作っておくと、体積や断面などの計測、土量の切り盛り計算をWEBブラウザー上でスピーディーに行えます。

設計図面や工程計画の図面をインポートし、比較することで進捗管理や土量配分計画も行えます。これらの作業は同じクラウド上で行えるので複数のシステムを使う時のような面倒はありません。

時期の異なる3Dモデルを比較して切り盛り土量を算出するイメージ。クラウド上でデータを一元管理できる

時期の異なる3Dモデルを比較して切り盛り土量を算出するイメージ。クラウド上でデータを一元管理できる

画面を左右に分割して時系列表示した例

画面を左右に分割して時系列表示した例

設計データと現場データを重ねて、体積や断面を比較分析した例

設計データと現場データを重ねて、体積や断面を比較分析した例

現場のデジタルツインはクラウド上でどこからでも見られるので、

遠隔地にある現場の状況

を、オフィスにいながら詳細に把握できます。

現場内、遠隔地を問わず、クラウドで現場の状況がよくわかる

現場内、遠隔地を問わず、クラウドで現場の状況がよくわかる

土工現場は複雑な形をしており、日々、地形が変わっていくので、これまでの施工管理は現場に張り付いている必要がありました。

このシステムを導入し、毎日、ドローンで現場を撮影してクラウドに3Dモデルを蓄積していくことで、進捗管理や土量管理などテレワークで行える施工管理も増えていきそうですね。

気になるお値段ですが、3D化画像が1万枚までの場合64万9000円(税込み)からとなっています。

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