監視カメラの映像を毎日“パラパラ漫画”化! シーティーエスの「PictureMaker」がNETISに登録
2023年7月14日

管理人のイエイリです。

シーティーエス(本社:長野県上田市)は、工事現場や河川など土木インフラの監視に適した様々なWEBカメラや映像データのクラウド保存サービス「PictureMaker」などを展開しています。

例えば、「どこでもカメラPTZ」は、カメラが360度旋回し、光学10倍、デジタル12倍の合計120倍ズームを搭載し、フルHD画質(1920×1080ピクセル)で現場の映像を記録し、モバイルルーターでクラウドに映像をアップすることができます。

また1台のカメラで最大4つの画角とズーム率を設定しておき、決まった時刻に同じ画角で定点撮影することができるのです。

「どこでもカメラPTZ」の定点撮影機能(以下の資料、写真:シーティーエス)

「どこでもカメラPTZ」の定点撮影機能(以下の資料、写真:シーティーエス)

そして、これらの映像を記録する「PictureMaker」には、撮影した写真から、

ナ、ナ、ナ、ナント、

タイムラプス動画

を毎日、自動作成する機能が付いているのです。(シーティーエスのプレスリリースはこちら

監視カメラ映像からタイムラプス動画を自動作成するイメージ

監視カメラ映像からタイムラプス動画を自動作成するイメージ

タイムラプス動画とは、同じ画角で撮った静止画を「パラパラ漫画」のように時系列に並べた動画です。

工事現場で、着工から竣工までの工程を短い時間で確認できるのは便利ですが、カメラの向きやズーム率が変わってしまうと、あまり見栄えのよい動画にはなりません。

その点、「PictureMaker」では、現場にしっかりと設置された監視カメラの映像から、タイムラプス動画を作ると、高品質のものが作成できそうです。

毎日、それまでに撮影された写真からタイムラプス動画を作成し、自動更新していくので、いつでもそれまでの工程や現場状況の変化を振り返ることができます。

定期的に同じ画角で自動撮影された河川の映像

毎日、タイムラプス動画が更新されるので、昨日までの現場の変化を短時間で確認できる

毎日、タイムラプス動画が更新されるので、昨日までの現場の変化を短時間で確認できる

また、監視カメラをいろいろな場所に向けてズーム撮影する機能を使うことで、1台のカメラから

複数のタイムラプス

動画が作れるのも便利ですね

2023年7月には、この「PictureMaker」が国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。(登録番号:KT-230066-A

工事現場では、盗難防止などのセキュリティ対策として、監視用のWEBカメラの設置が増えています。その映像をタイムラプス化して残していくと、工事の貴重な記録としても活用できて、一石二鳥ですね。

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