管理人のイエイリです。
年末が迫り、ふるさと納税サイトを見ながら「カニにしようか」「それとも焼酎にしようか」などと、数ある返礼品や寄付先の選定に迷っている方も多いでしょう。
そんな中、群馬県太田市は、ふるさと納税の返礼品として、2023年12月4日に驚くべきものを出品しました。
ふるさと納税サイトで7万4000円を同市に寄付すれば、
ナ、ナ、ナ、ナント、
本物のミニショベル
資格が取れる講習チケット1人分がもらえるのです。(加藤製作所のプレスリリースはこちら)
この返礼品は、太田市が建機メーカーの加藤製作所とコラボして実現したもので、同社が製造・販売を行う機体質量3トン未満のミニショベルを対象にした特別教育です。
同市内にある加藤製作所 群馬教習センターで、2日間、合計13時間にわたって行われる講習を修了すれば、配管工事や農業、造園業などの現場で、掘削業務が行える資格が取得できます。
受講チケットの受講期限は1年間で、
16歳以上の人に譲渡
することもできるので、親から子どもにプレゼントし、就職の武器にしてもらうことも可能です。
この講習チケットは、ふるさと納税サイトの「さとふる」をはじめ、「ふるさとチョイス」、「楽天ふるさと納税」、「au Payふるさと納税」、「セゾンのふるさと納税」、「Tふるさと納税」、「gooふるさと納税」、「ふるなび」にも順次、掲載予定です。
SNSでも、この返礼品は話題を呼んでいることから、大人気になること間違いありません。返礼品としてゲットできなくても、群馬教習センターでは、同等の「小型車両系建設機械(整地等)特別教育」を1万8500円(税込み)で提供しています。
建設業は人手不足に悩んでいますが、建機やまちづくりをテーマにしたゲームや、建機の体験会は大人気です。そんな場に集まる人たちに、ミニショベルの講習チケットをプレゼントするのも、建設業の人材獲得戦略として有効かもしれませんね。