現場の“いいね”でやる気アップ! 鹿島が「GOヘイ!」で頑張る労働者の活躍を応援
2024年9月12日

管理人のイエイリです。

建設現場で働く労働者の活躍ぶりやスキルは、外部からは見えにくく、一緒に働く仲間など「知る人ぞ知る」といった感じではないでしょうか。

そこで兵庫県内にある鹿島の現場では、職人さんたちの隠れた活躍を相互評価し、モチベーションアップにつなげられないかと、建設業界向けのスマホアプリ「GOヘイ!」を利用した実証実験を行いました。

鹿島の現場で「GOヘイ!」を使う職人さんたち(以下の写真、資料:UPBOND)

鹿島の現場で「GOヘイ!」を使う職人さんたち(以下の写真、資料:UPBOND)

上の写真の真ん中で、シャイな感じの職人さんが、ややドヤ顔でスマホを見せてくれていますが、その画面には、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

仲間からの「いいね」

 

が集まっていたのです。(UPBONDのプレスリリースはこちら

「GOヘイ!」に搭載された「いいね」の画面。いいねの累計数や誰が評価してくれたのかが分かる

「GOヘイ!」に搭載された「いいね」の画面。いいねの累計数や誰が評価してくれたのかが分かる

「GOヘイ!」とは、UPBOND(本社:東京都渋谷区)とネクストフィールド(本社:東京都渋谷区)が共同で開発・運用するWeb3サービスです。

仮想通貨などにも使われている「ブロックチェーン技術」を利用しており、「いいね」のポイント数がたまると、日本円連動のステーブルコイン(価格が安定した仮想通貨)である「JPYC」と交換でき、個人の買い物などに利用できます。

また、「いいね」を押してくれた仲間も、その回数によってポイントがたまります。

仲間に「いいね」を送った人にもポイントがたまる

仲間に「いいね」を送った人にもポイントがたまる

現場での隠れた活躍に対して「いいね」が集まり、「いいね」と評価した人にもポイントがたまるので、

 

みんなのモチベーション

 

が高まりそうですね。

隠れた活躍に「いいね」を送り合うことで、ますます使いたくなる仕組み

隠れた活躍に「いいね」を送り合うことで、ますます使いたくなる仕組み

このほか、「GOヘイ!」には現場の入退場報告や作業日報、KY(危険予知)活動の記入、チャット機能などがあり、将来的にはCCUS(建設キャリアアップシステム)や資格情報などとの連携も目指しているとのことです。

「いいね」機能で現場が盛り上がると、様々な便利機能の窓口となる現場用アプリとして進化していきそうですね。

現場のみんなで使う方が盛り上がるという感想も得られた

現場のみんなで使う方が盛り上がるという感想も得られた

(Visited 1 times, 3 visits today)

Translate »