建設現場で起こる事故をCGドラマ化! アクトエンジニアリングが安全教育ビデオを配信
2025年4月10日

管理人のイエイリです。

建設業界に特化した人材派遣を行うアクトエンジニアリング(本社:東京都港区)は、現場経験の少ない新人や日本語に不慣れな外国人労働者向けに、建設現場での日常的な作業をわかりやすく説明したCGアニメーションの映像配信サービス「アクピィ(Acvie)」を2025年4月1日に開始しました。

建設現場の作業内容をCGアニメで説明した「アクビィ」(以下の資料:アクトエンジニアリング)

建設現場の作業内容をCGアニメで説明した「アクビィ」(以下の資料:アクトエンジニアリング)

現場での社内研修や雇い入れ時教育、職長教育などに使うものですが、その中身は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

建設現場で起こる事故

や災害、ヒヤリハット事例をリアルに再現したものなのです。(アクトエンジニアリングのプレスリリースはこちら

建設現場で起こりうる様々なタイプの事故をCGアニメ化した

建設現場で起こりうる様々なタイプの事故をCGアニメ化した

鉄骨建方中の事故。鉄骨が回転してしまい、反射的につかもうとしたところ墜落事故が起こってしまった

鉄骨建方中の事故。鉄骨が回転してしまい、反射的につかもうとしたところ墜落事故が起こってしまった

例えば「移動式クレーンの転倒」や「鉄骨建方中の墜落」など、実際に起こった深刻な事故を3DCGで再現し、従来のテキストや図では伝わらなかった危険の本質を、視覚的に体感できるようになっています。

そして、事故が発生する前の「さりげない状況」の時に、事故回避のポイントがあったことを気づかせてくれる構成になっています。

例えば、「事故再現ドラマ 予定外作業の悲劇」は、天候の急変などによって発生する「予定外作業」の恐ろしさを、リアルなドラマで描いています。

屋外で鉄骨組み立てを行っていたところ、雨が降ってきたため、急遽、翌日に予定されていた屋内の足場組み立て作業に変更しました。

その結果、作業を知らなかった人が通りかかり、落下した鉄骨で負傷してしまうというストーリーです。

事故再現ドラマ「予定外作業の悲劇」

事故再現ドラマ「予定外作業の悲劇」

「雨が降ってきたので、今日は屋内作業に切り替えよう」と、安易に計画を変更

「雨が降ってきたので、今日は屋内作業に切り替えよう」と、安易に計画を変更

自分たちだけで作業開始

自分たちだけで作業開始

すると作業エリアに入ってきた人に、落下した足場部材が当たって負傷

すると作業エリアに入ってきた人に、落下した足場部材が当たって負傷

そこでドラマは巻き戻され、予定外作業を行うと決定した段階で元請けの監督者に連絡しておけば、あんな事故は起こらなかったのにと気づかせてくれます。

ドラマを巻き戻し、予定外作業を行うと決定したときに元請けの監督に相談していればよかったと気づかせてくれる

ドラマを巻き戻し、予定外作業を行うと決定したときに元請けの監督に相談していればよかったと気づかせてくれる

CGアニメーションでありながら、その本格的なクオリティーはドラマ作品といっても過言ではありません。

この「アクビィ」には、様々な工種の事故CGが、

150本以上

も用意されています。

気になるお値段ですが、1年間・1IDで6万円(税込み)となっています。2025年6月30日まではリリース記念のキャンペーン特別価格として1万円(同)で利用できます。

2025年6月30日まではキャンペーン価格で利用できる

2025年6月30日まではキャンペーン価格で利用できる

厚生労働省によると、2023年(令和5年)の建設業の労働災害による死亡者数は223人と前年より20%以上も減りました。その半面、外国人労働者や技能実習生などの労働災害発生率は、全ての労働者の平均よりも高くなっています。(厚生労働省のホームページより

多国籍化する現場の安全教育として、毎日の朝礼で1本ずつ順番に見ていくと、他の職種の事故も含めて安全への理解が深まりそうですね。

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