管理人のイエイリです。
家庭や小規模オフィスで快適に過ごすため、お掃除ロボットを導入している人も多いのではないでしょうか。
窓の開発・提供に力を入れているLIXIL(本社:東京都品川区)は、お掃除ロボット「HOBOT」の日本国内の総代理店となり、2025年4月2日から事業を開始しました。
上の写真を見ると、床を掃除するロボットのようでもありますが、
ナ、ナ、ナ、ナント、
窓ガラスを自動清掃
するロボットたちなのです。(LIXILのプレスリリースはこちら)
これらのロボットは、電動吸引機で垂直の窓ガラスに吸い付き、キャタピラーなどで移動しながら窓ふきを行うものです。
代表的な製品の「HOBOT-R3」は、回転式パッドにより強力に洗浄し、しつこい汚れもきれいに落とせます。センサーで周囲の清掃範囲を検知し、最適な噴霧口から洗浄液を吹き出します。一般的な掃き出し窓なら約4分で清掃が完了します。
また、本体重量は930gと軽いので高齢者でも片手で持つことができます。本体の電源スイッチをオンにすると吸引モーターが作動するので、そのまま窓の外側に吸着させれば清掃がスタートします。
ロボットの操作は、付属のリモコンやスマートフォン用アプリで行えます。
窓に吸い付いて作業するというと、落下しないかが心配ですが、落下防止ロープを備えているほか、電源供給が切れても20分間動作するバッテリーや抜けにくい電源コードなど、二重・三重の安全対策が施されているので安心です。
このほか、四角い窓を隅々まで清掃できる角型の「HOBOT-2S」やシリーズ最高峰の「HOBOT-S6 Pro」なども用意されています。また、これらのロボットは浴室やキッチンのタイル壁などの清掃にも使えます。

HOBOTシリーズの製品ラインアップ。税込価格はHOBOT-388(3万3800円)、HOBOT-2S(3万9420円)、HOBOT-R3(4万1220円)、HOBOT-S6 Pro(5万3800円)。HOBOT-388は現在の在庫限りで販売終了
これらのロボットは台湾のHOBOT Technology Incによって開発され、40カ国以上で販売されています。
日本ではこれまで、モトヤ(本社:茨城県つくば市)が初代総代理店を務め、LIXILは2021年10月からLIXILストアでHOBOTを販売してきました。
その人気は高く、品薄状態になることもありました。そこで日本国内の総代理店機能を
LIXILにバトンタッチ
したのです。
HOBOTの販売は、同社の公式通販サイト「LIXILストア」のほか、「Amazon」や「楽天市場」などの各種ECサイトでも行っていきます。
LIXILが総代理店となり、価格も3万~5万円台と手頃なので、窓の清掃ロボットも家電製品の一つとして普及が進みそうですね。