管理人のイエイリです。
夏のシーズンになると、河川堤防や空き地はあっという間に雑草が生い茂ります。そんな場所で測量や工事を行うためには、まずは草刈りから始める必要があります。
これまで大規模な草刈りには、人が乗って運転するタイプの草刈り機が使われてきましたが、直射日光にさらされる河川堤防の急斜面での作業には、転倒や熱中症などの危険がありました。
そこで最近、増えてきたのがラジコン草刈り機です。イシガプロ(本社:さいたま市岩槻区)は2025年6月5日、ラジコン草刈り機「草坊主」の新モデルを発売しました。
重量約240kgと軽トラックに載せて運べるコンパクトなサイズですが、452cc(16馬力)のエンジンを積んでおり、
ナ、ナ、ナ、ナント、
背丈より高い草を伐開
しながら幅80cmの道を切り開いていけるパワフルさなのです。(イシガプロのプレスリリースはこちら)
その秘密は、従来の刃よりも20%粉砕力を向上させた「ノコギリ刃」にあります。そのため従来の草刈り機だと数回、往復しないと刈れない大きな雑草も1回で粉砕することができます。
高い草が生い茂る場所も1時間に900m2以上のスピードで草刈りが行えます。
電波は数百メートル届くので、見通しが利く範囲ならば、
クーラーの効いた車内
から、草刈り作業を行えます。夏場の作業が大幅に快適になりそうですね。
気になるお値段ですが、120万円からとリーズナブルです。メーカーは中国・山東省済寧市のCQM社です。
また、パワーは若干、落ちますが電動タイプで刈り幅55cmの「e草坊主」もあります。
乗用タイプのマシンをラジコン化し、遠隔操作できるようにするという、新たな働き方改革の道も開けていきそうですね。
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