イシガプロがパワフルなラジコン草刈り機を発売! 背丈以上の草地に道を切り開く
2025年6月12日

管理人のイエイリです。

夏のシーズンになると、河川堤防や空き地はあっという間に雑草が生い茂ります。そんな場所で測量や工事を行うためには、まずは草刈りから始める必要があります。

これまで大規模な草刈りには、人が乗って運転するタイプの草刈り機が使われてきましたが、直射日光にさらされる河川堤防の急斜面での作業には、転倒や熱中症などの危険がありました。

そこで最近、増えてきたのがラジコン草刈り機です。イシガプロ(本社:さいたま市岩槻区)は2025年6月5日、ラジコン草刈り機「草坊主」の新モデルを発売しました。

ラジコン草刈り機「草坊主」の新モデル。軽トラックから下ろしたところ(以下の写真:イシガプロ)

ラジコン草刈り機「草坊主」の新モデル。軽トラックから下ろしたところ(以下の写真:イシガプロ)

後ろから見たところ。操作スイッチが並んでいる

後ろから見たところ。操作スイッチが並んでいる

重量約240kgと軽トラックに載せて運べるコンパクトなサイズですが、452cc(16馬力)のエンジンを積んでおり、

ナ、ナ、ナ、ナント、

背丈より高い草を伐開

しながら幅80cmの道を切り開いていけるパワフルさなのです。(イシガプロのプレスリリースはこちら

人間の背丈よりも高い草を切り開き、道を作る「草坊主」

人間の背丈よりも高い草を切り開き、道を作る「草坊主」

その秘密は、従来の刃よりも20%粉砕力を向上させた「ノコギリ刃」にあります。そのため従来の草刈り機だと数回、往復しないと刈れない大きな雑草も1回で粉砕することができます。

高い草が生い茂る場所も1時間に900m2以上のスピードで草刈りが行えます。

粉砕力を高めたノコギリ刃(左)。細かく粉砕された草(右)

粉砕力を高めたノコギリ刃(左)。細かく粉砕された草(右)

高い草も1時間に900m2以上のスピードで刈ることができる

高い草も1時間に900m2以上のスピードで刈ることができる

電波は数百メートル届くので、見通しが利く範囲ならば、

クーラーの効いた車内

から、草刈り作業を行えます。夏場の作業が大幅に快適になりそうですね。

気になるお値段ですが、120万円からとリーズナブルです。メーカーは中国・山東省済寧市のCQM社です。

また、パワーは若干、落ちますが電動タイプで刈り幅55cmの「e草坊主」もあります。

電動タイプの「e草坊主」

電動タイプの「e草坊主」

乗用タイプのマシンをラジコン化し、遠隔操作できるようにするという、新たな働き方改革の道も開けていきそうですね。

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