新幹線のレール幅の紙も読み込む巨大スキャナー
2011年4月18日

管理人のイエイリです。

先日、大判スキャナーの専門会社、カラートラック社の日本事務所を見学させてもらいました。横浜駅近くのビルにあるオフィスをたずねると、A1サイズ対応で45万円からという売れ筋のコンパクトマシンや大判プリンターと大判スキャナーを組み合わせた複合機など、様々なマシンが展示してありました。

中でも、一番大きなマシンは「SmartLF Gx+ T56e」という機種で、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

56インチ幅に対応

 

しているのです!

1インチ=25.4mmで換算すると1422mm幅ということになります。新幹線のレール間隔(1435mm)に迫る幅の紙がそのままスキャンできるとは、すごいですね。厚紙も読み取れるそうです。

気になるお値段は、機能によって異なりますが、モノクロ版が190万円(税別。以下同じ)、カラー版が205万円、そして高速カラー版が220万円となっています。

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幅1422mmの紙がスキャンできるマシン「SmartLF Gx+ T56e」(写真:家入龍太。以下同じ)

 

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A1サイズの用紙がこんなに小さく見えます

 

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売れ筋のA1サイズ対応の「SmartLF Ci 24e」。米国の役所などセキュリティ上スキャンを外注できない場合は、作業する部屋に持ち運んで使うとのこと

 

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大判プリンターと大判スキャナーを組み合わせた複合機。タッチパネルは米国仕様で大きなサイズのものを使っている

カラートラックでは、様々なサイズのスキャナーシリーズを出していますが、それぞれ機種名の最後に「m」(モノクロ版)、「c」(カラー版)、「e」(高速カラー版)と3つのバージョンがあるのが特徴です。

少しずつ価格差があるので、どれを買ったらいいのかと悩んでしまいますが、取りあえず一番安いモノクロ版を買っておいても問題ありません。

というのは、後で

 

上位機種にグレードアップ

 

できる仕組みになっているからです。

その方法は、とてもユニークなのですが、残念ながら“企業秘密”なのでここではご紹介できません。気になる方はカラートラックの担当者に聞いてみると、ひょっとすると教えてくれるかもしれませんよ。

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カラートラック日本事務所テクニカルサービスマネージャの山下徹さん(左)とブランチマネージャの市川栄一さん(右)

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