管理人のイエイリです。
東日本大震災の原発事故をきっかけに、節電が社会的な課題となっています。当コーナーでも清水建設技術研究所や竹中工務店東京本店などの取り組みを紹介してきました。
一方、住宅分野も負けてはいません。三菱地所ホームは、同社の製品である全館空調システム「エアロテック」の省エネ性能を大幅に高めた新製品、「新エアロテック」を7月1日に発売することになりました。
その省エネ性能は、新省エネルギー基準対応の一般的な全館空調住宅と比べて、冷暖房の年間消費エネルギー量を、
ナ、ナ、ナ、ナント、
約66%も低減
したのです。
エアロテックを紹介するホームページ(資料:三菱地所ホーム) |
エアロテックとは、1台の室内機で1年365日、1日24時間、家中に快適な温度できれいな空気を供給することが売り物のシステムです。
今回の改良で年間消費エネルギー量を従来仕様に比べて暖房で約42%削減、冷房で約37%削減しました。
また、冷暖房のエネルギー効率を表す冷暖房平均COP(機器効率)は、業界トップクラスの4.15を実現したそうです。
エアロテックの開発コンセプト(資料:三菱地所ホーム) |
この省エネによより、年間の冷暖房費は、
約5万5000円
と、従来仕様より約1万9000円安くなりました。
気になるお値段は、1システム195万8000円(税別)とのことです。
(※モデルプラン44.3坪に搭載した場合の価格。室内外機、吹出し口、ダクト工事等を含む)
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