光熱費は「もらう」時代へ!5万円収入補償付きのスマートハウスが登場
2011年12月19日

管理人のイエイリです。

太陽光発電システムなどの“創エネ”機能を搭載し、余った電力を売電することにより、年間の光熱費が差し引きゼロになる「ゼロエネルギー住宅」が注目を集めています。

アキュラホームが主宰する日本最大のホームビルダーネットワーク「ジャーブネット」では、ゼロエネ住宅の概念をさらに進化させたスマートハウス「長期優良エコ住宅Meguru-Plus(めぐるプラス)」を来年1月2日から3月31日まで限定発売することになりました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

年間5万円の利益

 

を狙った設計になっているのです。

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「長期優良エコ住宅 Meguru-Plus」の外観(写真・資料:アキュラホーム。以下、同じ)

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光熱費の年間収支比較

日射遮へい、日射熱利用、自然風利用などの機能を備えた次世代省エネ基準のエコ住宅に、4.6kWの太陽光発電システムや、太陽熱温水器とエコキュートからなる給湯システム、オリジナル蓄熱床システム、高効率エアコン、LED基本照明を搭載した住宅です。

オプションとして、HEMS(Home Energy Management System。家庭用エネルギー管理システム)や制震システム、LED保安灯、蓄熱暖房、通風シャッターなどの設備を追加できます。

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搭載される設備の例

価格は延べ床面積99.36m2の場合で本体価格が1690万円(税込み)からとなっています。スマートハウスとしてはリーズナブルですね。

引き渡し後、1年間だけですが、もし光熱費収入が5万円を下回った場合には、

 

差額分を補償する

 

「光熱費収入補償」も行います。業界では初めての試みです。

ジャーブネットでは、年間の光熱費を試算する「光熱費シミュレーション」のほか、ユーザーが使っている家電製品から光熱費を分析し、アドバイスする「家電診断(エネルギー消費量診断)」も提供し、ライフスタイルに合わせた暮らし方を提案するとのことです。

自然エネルギーの活用は一般的にコストが高く、普及には動機づけとなるインセンティブが必要と言われています。Meguru-Plusのように、光熱費で利益を出すという明確なコンセプトで設計された住宅に、省エネのアドバイスサービスも提供されるとなると、「この際、スマートハウスを導入しようか」という人も増えそうですね。

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