管理人のイエイリです。
先週、NHKから私あてに写真提供の依頼がありました。
その内容とは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
イタリアの巨大3Dプリンター
の写真を番組で使わせてほしいという依頼だったのです。
今年7月にイタリア・ピサを訪れたとき、リカルド・ディニさん、エンリコ・ディニさんの兄弟が経営するディニテック社の工場を訪れ、「D-SHAPE」という巨大3Dプリンターの写真を撮ってきていたのでした。
その時の様子は、当サイトの記事で紹介させていただいたほか、日経BP社のケンプラッツでも「土木の弟と機械の兄!理系兄弟が開発する巨大3Dプリンター」という記事で紹介しました。
早速、イタリアのエンリコさんにも掲載許可を取り、私が撮影した写真とともにNHKに送ったところ、12月8日(木)の朝7時からのBS1「BSワールドWaveモーニング」の「世界の扉」のコーナーで放映されたのです。
「BSワールドWaveモーニング」の「世界の扉」のコーナー(資料:NHK。以下同じ) |
世界では巨大3Dプリンターも開発されていると紹介 |
巨大3Dプリンターの写真 |
巨大3Dプリンターで作成した彫刻を掘り出す手順 |
イエイリが撮影した彫刻の写真。画面右下に「写真提供:家入龍太氏」の文字も |
全体で約17分の同コーナーでは、このほか、英国で開発されたオープンソースの3Dプリンターや人間の顔を3Dレーザースキャナーで計測し、3Dプリンターで造形する模型作成サービス、神戸大学で行われている3Dプリンターの模型を使った手術、そして石こうによって作成した顔の模型上に写真を印刷して超リアルな実物大顔面模型を作る技術も紹介されました。
今回、スゴイと思ったのは、番組作成のスピードです。私が写真を送ったのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
放送前夜の22時過ぎ
でした。
深夜にもかかわらず、NHKのディレクターから丁寧な受領メールが送られてきました。そして、翌朝7時からの番組で放映されたのです。テレビ局は、24時間、年中無休で仕事が続いていることを実感した次第です。
建設業界では、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やVR(バーチャルリアリティー)、AR(拡張現実感)など、新しくて面白い技術がどんどん導入されていますので、これらのネタもテレビ局に売り込んでいくと、結構、取り上げられるかもしれませんね。みんなで売り込みませんか。