構造物のチェックにいかが?最高160倍のUSBマイクロスコープ
2012年1月16日

管理人のイエイリです。

構造物の施工管理や維持管理では、鋼材の溶接割れやコンクリートの微小な組織など、顕微鏡レベルでの観察が必要な業務も発生します。

そんなとき、便利に使えそうな機器がエレコムから発売されました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

パソコンにUSB接続

 

して使うマイクロスコープ「UCAM-MS130SV」という製品なのです。

 20120116-image2.jpg

マイクロスコープ「UCAM-MS130SV」(写真:エレコム。以下同じ)

画像を記録するため、高画質の「130万画素1/6インチCMOSセンサー」を搭載した画像は、1280×1024ピクセルのワイドスクリーンに映して、きれいな映像で被写体を観察できます。

焦点距離は手動により5~100mmで調整でき、至近距離から中間距離までの撮影が可能です。拡大画像はスチルシャッターでJPEG画像として保存できます。

スコープの先端には被写体を明るく照らすスイッチ付きのLEDランプを搭載しています。また、動画の転送スピードを表すフレームレートは640×480ピクセルまでは30fps、1280×1024ピクセルは8fpsとなっています。

 20120116-image3.jpg

先端にはLEDランプが付いているので暗いところも観察できる

この製品はもともとお肌や頭皮のチェック、昆虫などの観察のために開発されましたが、建築・土木などの分野でも、様々な施工管理や維持管理に使えそうですね。USBケーブルは1.45mの長さがありますので、手を伸ばして、LEDランプを併用して暗い場所や壁や設備などに後ろにあるものも撮影できそうです。

 20120116-image4.jpg

お肌や頭皮のチェックから昆虫の観察まで幅広い用途に活用できる。もちろん、建築・土木の業務にも使えそう

ドライバーをインストールしなくても、WindowsパソコンのUSBポートに接続するだけで使えますが、エレコムのウェブサイトから無料の「WebCamアシスタント」をインストールすると、1クリック静止画撮影やパンズームなどの便利な機能を使えます。

また、光学ズームで20倍、デジタルズームで8倍に映像を拡大でき、

 

最大160倍のズーム撮影

 

が可能です。ちょっとした顕微鏡なみの拡大画像が期待できそうですね。

気になるお値段は、税込み7035円とリーズナブルです。ただ、MacやiPadには対応していないのがちょっと残念ですね。タブレット端末版の登場もぜひ、期待したいです。

(Visited 1 times, 1 visits today)

Translate »