遊休地を「電力畑」に!国際航業などが「行田ソーラーウェイ」を開発へ
2013年2月5日

管理人のイエイリです。

地球上で1年間に使われるエネルギーは、地球に降り注ぐ太陽光1時間分でまかなえるという話を聞いたことがあります。遊んでいる土地や屋上などは、少しでも太陽エネルギーを回収する場所として活用したいですね。

そこで国際航業JAG国際エナジーは、このほど埼玉県行田市の遊休地を活用して、巨大太陽光発電施設「(仮称)行田ソーラーウェイ」の開発を行うことになり、このほど行田市と基本協定を締結しました。

建設予定地は行田市と羽生市の市境にある南北約500mにわたる遊休地です。この土地を利用して発電できるのは約2338kWで、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

一般家庭約650世帯分

 

に相当する電力なのです(1世帯当たり年間4000kWhとして計算)。

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「(仮称)行田ソーラーウェイ」の完成予想図(資料:日本アジアグループ。以下同じ)

建設予定地は日射量も豊富で、安定的な発電が期待できるとのことです。また、この施設は環境学習や自治体による遊休地活用モデルとしての役割を担うようにする予定です。

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「(仮称)行田ソーラーウェイ」の開発計画概要

両社は日本アジアグループの傘下にあります。 同社は国内外で

 

メガソーラー発電所

 

の開発を行う「グリーンエネルギー事業」に注力しています。

このほか、空間情報の整備や構築、利活用を提供する「空間情報コンサルティング事業」や低酸素で防災機能を強化したエコタウン開発を推進する「グリーンプロパティ事業」、そして資本を提供する「ファイナンシャルサービス事業」を展開しています。

「(仮称)行田ソーラーウェイ」は、これらの事業が集大成したものと言えそうですね。今後、利用可能な太陽エネルギーは少しずつでも、“電力畑”として有効活用していきたいですね。

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