管理人のイエイリです。
図面を使う建築・土木関係者は、オフィスや自宅にA3判のインクジェット複合機があると、何かと便利ですね。
これまで、ブラザー工業やセイコーエプソンがA3判のインクジェット複合機を発売していましたが、本日(8/1)、日本ヒューレット・パッカードからも新製品が発売されました。
「HP Officejet 7610」という機種で、同社の直販サイト「HP Directplus」での販売価格は、
ナ、ナ、ナ、ナント、
3万2970円(税込み)
と、かなりリーズナブルなのです。
8月1日発売のA3プラス対応のインクジェット複合機「HP Officejet 7610」(写真:日本ヒューレット・パッカード。以下同じ) |
上から見たところ |
サイズは幅625.2mm×奥行き486.5mm×高さ297mmです。A4判、レター・サイズ対応のADF(自動原稿送り装置)が付いており、普通紙を35枚もセットできます。そのため、A4判以下なら連続コピーやスキャン、FAXが可能です。
ADF部分を開けるとフラットベッドスキャナーが付いており、A3判やそれ以下のサイズのスキャンやコピーができます。有線LANのほか無線LANも内蔵し、複数のパソコンから共有できます。
通常時の寸法 |
ADF、用紙トレーを開けた状態の寸法 |
このほか、クラウド上のCAD図面などをプリントできる「ePrint&Share」機能や、ノートパソコンやスマートフォンからプリンターのメールアドレスにファイルを送るだけで印刷できる「HP ePrint」機能、iPadやiPhoneなどからローカルネットワーク上のプリンターを検索して印刷できる「AirPrint」機能も搭載し、モバイル機器などからの印刷も手軽に行えます。
オプションの自動両面印刷ユニット(直販で5880円)を取り付けると、両面印刷も可能です。用紙トレーは250枚の大容量ですので、用紙補給の手間も相当、減りそうですね。
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多様な機能を持っている |
インクジェットプリンターで印刷した時、ラインマーカーなどを使うとインクがにじんでしまうことがあります。
その点、この機種は
耐水性や保存性に優れる
新開発の全色顔料インクを採用しているので、レーザープリンターに匹敵する画質と作業性を実現しました。
FAX付きのA3複合機が3万円ちょっとで買えるのは、魅力ですね。設計事務所や工務店、自宅などに1台あると重宝しそうです。