管理人のイエイリです。
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)を導入したくても、ソフト購入のためにまとまったキャッシュがなかったり、購入した場合でも減価償却で全額を「経費」にできなかったりと、お悩みの会社もあるでしょう。
また、プロジェクトで一時的に多くの本数のソフトが必要となって購入しても、プロジェクト終了後に使わなくなってせっかくのライセンスを破棄してしまうこともありました。
そこで、高額なBIM/CIMソフトを必要な時に必要なだけ、経費として使えるサービスを、オートデスクが9月17日に始めました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
1カ月~1年間のレンタル
で、BIM/CIMソフトを利用できるサービスなのです。
複数のオートデスク製BIM/CIMソフトをパッケージにした「Building Design Suite」(左)と「Infrastructure Design Suite」(右)(資料:オートデスク。以下同じ) |
例えば、BIMソフトの「Revit」シリーズや「3ds Max」、「Navisworks Manage」、「Robot Structural Analysis」、そして「Infraworks」や「AutoCAD」など十数本がパッケージ化された「Building Design Suite Ultimate」や、CIMソフトの「AutoCAD Civil 3D」や「Revit Structure」、「Navisworks Manage」、「Infraworks」と高速道路モジュールなどがパッケージ化された「Infrastructure Design Suite Ultimate」の場合、購入するとそれぞれ153万3000円(税込み)ですが、1カ月のレンタルだと9万1000円(同)となります。
このほか、「Standard版」や「Premium版」のレンタルサービスも用意されています。また、3カ月、1年間のプランも用意されており、オートデスクの認定販売パートナーが販売されます。
特に手軽に利用できる1カ月のレンタルプランは、オートデスクの直販サイト、「AUTODESK ストア」から、
クレジットカードで購入
できるという手軽さです。
「AUTODESK ストア」の画面 |
レンタルを活用することで、BIM/CIMソフト代は全額費用に算入することができますので、急に大きな仕事が入ったときも、必要な本数のライセンスを柔軟に導入できそうですね。